熊本〜カルデラに包まれて
前半戦にしてメインの鹿児島を乗り切ったところで、かなりダレてきてしまった…。な
ので、ここからは観光で足を四方八方に伸ばすのではなく運転で四方八方に赴くことにした。
(それはそれで疲れるんだけど)
「九州のへそ」と呼ばれる阿蘇のカルデラ内を中心に、熊本の自然と美味を追求する中
盤戦。さぁて、今度はどんな風景に出会うのかな?
8月24日(火)
途中、駐車場で寝てしまったりと、かなり疲れているご様子。こんな時こそ、ひんやり
とした水の力を借りてマイナスイオンを吸収しようと、神話の街「高千穂」、南阿蘇の田園が
広がる街「高森」を訪れた。
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道の駅 霧島 〜7:10
生駒高原 8:00〜8:20
宮原SA |
小腹が空いた時は… |
9:25〜9:35 |
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霧島(鹿児島)から高千穂峡(ぎりぎり宮崎)、高森(熊本)へと向かう道のりは長く
、「な〜んか食べながら行きたいなぁ」なんて。そんな時に重宝するのがサービスエリアの出
店。
特におすすめなのが塩加減が絶妙な焼き鳥。…と、ここでは鳥ではなく牛ソフト串、豚
バラ串を頼んだ。ドライブ中にも持ちやすく、「肉汁が出て美味しい」なんて言いながら高速
を飛ばすのがいいね。こういう軽食も旅行の醍醐味、食べてる時が一番幸せなんだなぁ。
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高千穂峡 |
神話と伝説のまち |
11:45〜12:30 |
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高千穂峡は約10万年前の阿蘇火山活動の際、噴出した溶岩流がこの五ヶ瀬川に沿って帯
状に流れ出し、急激に冷却された侵食谷なのだそうだ。遊歩道を歩き、上から谷を見下ろすと
、その深さがすごくて高所恐怖症の自分はビビってしまった(笑)。
その中でも名所なのが「真名井の滝」。この付近では、谷に下りてボートを漕ぐなんて
風流なこともできるんだけど、悲しいかな自分は一人旅。一人でボート漕いでる人、いないん
ですよね。泣く泣く断念しました。
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これぞ夏の風物詩。流しそうめんの発祥の地はここ高千穂なのだとか。ちなみに、九州
では流しそうめんのことを「そうめん流し」と呼ぶのが一般的みたい。
自分は、食べる時は全神経を集中させて臨み、すくえなかったそうめんは青いバケツに
流れて捨てられると思い込んでいたけど、ちゃんと「ざる」に落ちて後で食べさせてくれる(
そりゃそうだよな)。ただ、となりの人にとられてしまうこともあるので、やっぱり全神経を
集中させて食べました。
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高森湧水公園 |
宝石が散らばるような洞窟 |
13:40〜15:10 |
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阿蘇の地上を走る電車・トロッコの終点駅「高森」。当初は地上ではなく地下に鉄道を
作る予定でトンネル工事が進んだのだけど、度重なる大量出水事故から工事は中止。それがこ
の湧水公園とトンネルなのだ。
一本道の真っ直ぐなトンネルに沿って水が流れていて、風流ながらも中は寒くて凍えそ
う。この時期は、阿蘇周辺の学校・会社・団体それぞれの七夕飾りがここに集められ、ライト
アップに照らされて美しい。
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これ、これなんだよ。メチャクチャ綺麗で感動したのは。「ウォーターパール」と呼ば
れる、この左写真の真珠のように光輝く物体の正体は、なんと単なる「水」。はてさて、どの
ような仕組みで水がこんな姿に変身しているのでしょうか?→
仕組み
洞窟の中で宝石を一杯見つけた、この上ない気分。3〜4分立ち止まり見とれる観光客
も多数。これはもう左の写真なんかじゃ全然伝わらない。実際に行って見てきていただきた
い(笑)。
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高森田楽保存会 |
高森地方に古くから伝わる田楽 |
15:45〜16:40 |
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この店のコースでは芋、コンニャク、豆腐、ヤマメに味噌を塗って囲炉裏で焼く。味噌
の表面に気泡が出てきたら食べごろ…と言っても味噌が黒いこともあり意外と判断が難しい。
店員に焼き頃を聞くのがベスト。食べると味噌がいいカンジだ。
コースには、とうきびご飯と、これも阿蘇の名物「だご汁」がつく。いわゆる方言で「
だんご汁」のことだが、だんごと言ってもきしめんを数等分したようなものが入っている。メ
インの田楽よりこっちのほうが美味しかったりする。→
メニューと詳細
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くなこく城 |
殿様気分(?)でお風呂 |
18:20〜19:05 |
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熊本といえば熊本城…じゃなく、見た目がお城の宿。日帰り入浴も可能。城下町風の駐
車場に車を止めて建物を見ると、うーん、お城だ。まぁお城も旅館も古風という点では似たよ
うな外観なんで、珍しいという感覚はあまり持てない。
肝心の露天風呂は、檜風呂という「城」を意識した造りで、打たせ湯になっているのも
嬉しい。内湯はちょっと狭いものの大して気にならない。ひとり旅の人向きかな、殿様気分と
はだいぶ違うね(笑)。
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道の駅
七城メロンドーム |
夜は寂しい駐車場 |
22:20〜翌7:00 |
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ラーメン屋を探しに熊本市街まで行ったが、地図の場所へ行っても見つからず。市街地
ドライブを楽しみつつ引き返した。くなこく城の近く、メロン型の建物が目立つこの駐車場で
寝泊りだ。
熊本のメロン、そしてお米で有名な七城。昼はこんなカンジに賑わっているものの、夜
はやはり寂しげな駐車場。2〜3km先のスーパーで、メロンパン、角切りのメロン、デコポン
ゼリー(いわゆる柑橘系)、阿蘇牛乳と、熊本名物づくしの夕食を買い、狭い車の中で食べな
がら、ひとり旅っていいなぁと思った。
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8月25日(水)
さて、天気の良い二日目、雄大な大自然に触れながら道路を駆け抜けることにした。午
後は天気が曇りがちになったので市街地へ舞い戻りつつ阿蘇を満喫した。もう事前の旅行計画
などから外れてしまっているので、縛られるものなどなく居たいところに居るというスタンス
で楽しんだ。
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大観峰 |
そよぐ黄緑色の絶景 |
8:15〜9:10 |
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阿蘇の大自然を体で感じたいならココ。広大な下界の景色を見渡せることから「大観峰
」と呼ばれるようになった。まさに「名は自然を表す」と言えよう。観光地といえど自然の素
晴らしさが多分にあって「自然の中の自分」を感じさせる。
実景色は左の写真よりずっと太陽を浴びた、黄緑色にそよぐ草々が今までになくキレイ
で、大草原は「緑色」じゃなく「黄緑色」なんだよってみんなに教えたくなった。ソフトクリ
ームを食べながら360度を独り占めするってのは格別だね。
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湯布院
蛍の湯 |
全国屈指の温泉街 |
10:45〜11:35 |
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所々に好景が広がる「やまなみハイウェイ」をずっと走っていると、場所はすでに阿蘇
から大分県の湯布院へと移っていた。頂上が二つで「M」字型の「由布岳」を眺めながらのん
びり。
雑誌の掲載されていた混浴風呂に向かったけど無人風呂だったので(完全にアホですな
)、たまたま見つけた「蛍の湯」に入った。ここは狭く周りの景色は見えないのが欠点だけど
、ただただ異国の空を見つめるだけで充分に安らぐことができる。人が来なかったので貸切状
態、いい湯だねぇ〜。
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九重ラベンダー園 |
あぁ残念、ひとり咲き。 |
12:15〜12:25 |
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湯布院からUターンし、鹿児島土産「かるかん」を食べながら、やまなみハイウェイを
南下。途中にあるこの九重ラベンダー園に寄ってみた。
左写真のような一面のラベンダー畑…を期待していたんだけど、実際はほんの一区画し
か咲いてなかった、がっかり。やっぱり花を見るのは季節を選ばないといけないから難しいな
。
そんな状態なので入園無料。「夏」ってカンジがしました。
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池山水源 |
阿蘇高原のおいしい天然水 |
13:00〜13:05 |
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阿蘇には「白川水源」など、少々甘味のある美味しい水源があり、ここ池山水源もその
一つだ。
雨も降ってきて危険な細道を下ること数十分、雨にも関わらず駐車場は結構な車が止ま
っており、駐車場付近にある水汲み場に群がる人達も賑やか。2リットルのペットボトルを持
ってきて水を持って帰る人、多いですよ。
奥にも観光場所があるみたいだけど、雨なので引き返すことにした。
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熊本城 |
堂々と建つ日本一の石垣 |
15:00〜15:55 |
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熊本の市街地の中心に構える、でっかいお城。特に広いのが本丸の中で、飾られた資料
の見やすさもなかなか。
熊本城といえば、石垣を抜きにして語れない。独特の曲線と造りになっているのは写真
の通り。これはなんと、非常によじ登りにくい構造になっていて敵を足止めすることに一役買
っている、これこそが日本一と呼ばれる所以なのだ。…などと言って、実は知ったのは旅行し
た後でした。やっぱり旅行の下調べって大事なんだね。
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熊本ラーメン
こむらさき |
昭和29年の元祖、熊本ラーメン |
16:00〜16:20 |
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横浜ラーメン博物館に出店している、知る人ぞ知る有名店「こむらさき」。熊本でその
本場の味を堪能したぞ。
横浜ラー博と比べると明らかに違うのが「麺」で、麺自体の独特の味がスープとマッチ
しているのだ。また、鶏ガラと野菜をブレンドしたマイルドさ加減が、スープの飲みやすさに
繋がっている。メニューの「王様ラーメン」の具として、モヤシ、熊本産ネギ、チャーシュー
、そして自家製「ニンニクチップ」はいずれも小柄な印象を与え、上品さが粋な演出をしてく
れて嬉しい。
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通町筋駅
水前寺公園駅
水前寺公園 |
丁寧に刈り込まれた草々の庭 |
17:00〜17:30 |
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「水前寺清子」がこの公園から名前をとったことで有名。市街地にあっても草は青々と
していて、丁寧な手入れがされている。左写真は「富士山」をイメージして作られたもので、
山の曲線が何ともいえずクリソツだ。
帰り道のお土産屋では水前寺清子みたいなおばちゃんに蜂蜜を勧められた。阿蘇の養蜂
所からの直送だそうで、ノーマル、ブルーベリー、アセロラの3つの味を試飲させてもらった
。結構イケるので購入。名物「いきなりだんご」もここで買える。
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水前寺公園駅
通町筋駅
熊本城付近駐車場
おべんとうのヒライ |
熊本を独占する弁当屋 |
19:30〜20:00 |
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コンビニと弁当屋と食堂が一体となったマルチな店で、運転していると10分に1軒は
発見できる、熊本で一大勢力をもつチェーン店。こういうトコのラーメンって大抵あんま
り…と期待せずに頼んだ「どんどんらーめん」だけど、これが見事に深みのある裏切りをして
くれました。熊本ラーメンの「満腹感」を与えるあの独特の「臭み」を、うまく抑えつつ味を
活かすここのラーメンは、お見事。「ラーメン屋は探すのが面倒」な人でも、すぐに見つかる
チェーン店。食べたついでに飲み物も買えて便利だね。
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高森温泉館 |
家族向けの充実施設 |
20:50〜21:50 |
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旅行先の夜って運転か温泉しかない、ってことでやっぱり温泉ですね。再び戻った高森
の温泉施設がここ。ジェットバス、サウナなど充実している。やや家族連れ向けの施設で、夜
は結構な人で賑わう。
露天風呂には寝転がりながら湯につかることもでき、歩行浴といったものもある。暗く
て何も見えない向こうには山があるのかなぁなんて考えながら遠くを見ているだけで、阿蘇の
広大さが伝わってくる。
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月廻り温泉 |
根子岳のふもとで眠る |
21:05〜翌7:30 |
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車で寝泊りするならココ(ちょっと間違った紹介かな?)。駐車場が広いため、道路沿
いから離れて静かに寝れるし、雄大な根子岳と広場の明るさが心地よい目覚めを与えてくれる
。
芝が広がるこの場所で、昼間は家族連れがフリスビーなんか投げたり、子供がはしゃい
だり、時間帯によっては小動物まで放たれるほど自然に満ちている。肝心の温泉施設はという
と…見ていないのでわかりません。残念。
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8月26日(木)
熊本最後の日は、今も噴火煙をあげる中岳(阿蘇五岳の中心)を間近で観察し、阿蘇カ
ルデラを縦断する「阿蘇パノラマライン」と、熊本の西に位置する「天草」をドライブしたぞ
。
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仙酔峡ロープウェイ |
灼熱の噴煙を上げる火口 |
9:30〜11:15 |
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5月頃だと「ミヤマキリシマ」というツツジが5万本も咲き乱れ、山全体がピンク色に
染まる。その景色は「花に仙人が酔うほど美しい峡谷」として仙酔峡の名がついた。
待つこと15分、ロープウェイから見た8月の景色は緑に覆われており、上へ昇ってい
くうちに、えぐられた形の土壁、ゴロゴロの岩山で一杯の風景へと変わっていく。
到着した先から、さらに坂道を登ること10分で火口の景色を拝めるんだけど、この坂
けっこうキツイ。
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これが東側から見た阿蘇山(中岳)の火口。すごいっ。息を吹く山、生きてる感じがす
る。火口の大きさは、パノラマ写真1枚にようやく収まるくらい大きくて、そこから吹き出る
煙は危険さを醸し出している。実は火口自体は熱いわけじゃなく、冬は火口に積もった雪景色
が見れるのだそうだ。
火口の向こうには阿蘇山ロープウェイ・西口駐車場が見える。どうやら西口のほうが火
口をもっと近くから見れるみたいで、賑わいもあるようだ。→
火口東と火口西
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元祖たかなめし
あそ路 |
阿蘇の代表作「高菜めし」 |
11:45〜12:10 |
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漬物系がダメな自分にとって、高菜は大嫌いな部類に入るんだけど、観光地だと苦手な
ものでも好奇心で食べたくなるのだ。
チャーハンのように帽子型に盛られた「味覚の敵」に食いつくと、ちょっとした塩加減
が食欲をそそる。嫌いなものなんで美味しいとは言えなかったけど、「高菜好きな人にはたま
らないんだろうなぁ」と予感させるくらい、味はしっかりしている。旨さの秘訣は高菜と白ゴ
マと「あそコシヒカリ」の相性の良さだとか。好き嫌いが無くなったらまた食べたい(無理か
な)。
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阿蘇パノラマライン
米塚 |
神様が作った伝説の山 |
12:35〜12:55 |
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神様がお米で作ったと言われる「米塚」。貧しい人のためにお米を分け与えたため、山
のてっぺんがくぼんでいるという逸話があるらしい。→
逸話の詳細
見れば見るほどに、その滑らかな曲線をすべり下りたいという衝動に駆られてしまう。
美形で、周りの風景との対比も見事だ。木で造られたガードレールに腰をかけて、ずーっとこ
の山を見ていたい、そんな気分になった。
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天草
天門橋展望所 |
島々と橋で織り成す道路 |
15:25〜15:40 |
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「天草四郎」って聞いたことがあるんで行ってみようかなと思い立ったものの、あまり
にも距離がありすぎて、ドライブ気分だけ楽しむこととなった。かなりの距離を走ったにも関
わらず、「天草五橋」の一つ目の橋までしか辿り着けなかった(泣)。
その第一の橋がここ、天門橋。まぁ普通の橋で、やっぱり五つの橋全部を見ることに意
義があるんだなぁと痛感しましたね。
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宮原SA |
今旅行3度目の宮原SA |
17:10〜18:00 |
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熊本の肥後牛を食べずに宮崎県へ向かってしまっていいのかと今更になって後悔してき
たため、レストランのメニューを凝視…すると、「エビピラフ&カットステーキ」というメニ
ューがあった。「肥後牛」と明記されていないが、もはやこれしかない。
平日で殆ど客がいない店内で、殺伐と出てきたピラフと肉。でも意外なことに味はなか
なか。ふぅ〜、満足。
熊本を後にし、ついに後半戦の南国ムード・宮崎県へ。
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霧島SA 19:10〜19:20
日向高崎PA 19:30〜翌7:00
総合評価
熊本市街と阿蘇を何回も往復したためか、かなりの走行距離となってしまった。その苦
労あって、天気の良い時間を阿蘇の大自然満喫にたっぷり使え、最高の景色を手に入れること
ができた。ホントに良かったよ。
阿蘇だけでなく熊本市内に至るまで、ただ面積が広いだけでなく「雰囲気としての広さ
」がものすごく肌に伝わってきて、もう感動の連続。
8月にも関わらず、どこもかしこも涼しさタップリ。昼は快適で夜はとっても寝やすい
、ただ温泉に入る時だけちょっと震えたかな。
かなりダラけていて観光地を少ししか回ってないけど、それもいいかなと。今度もし来
る時は、阿蘇山を登ってみせるぞ!!
ほんの一部ですが、熊本の観光地を紹介する映像がありますよ。→
紹介MOVIE
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