セシモ旅行記 〜目指せ47都道府県踏破〜 国内旅行の旅行記を掲載しています。 管理人多忙のため、今後の更新予定はありません。 |
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北海道〜釧路湿原と阿寒湖、摩周湖 とうとう待望の北海道旅行を敢行することができました。この6月という時期に「梅雨 が無い」と言われる北海道の旅は快適そのもの。 この旅の大きな目的は、ファミコンソフト「オホーツクに消ゆ」に登場した名所を巡る こと、ドラマ「北の国から」のロケ地を訪れること、そして道東の観光地を一通り回ることで す。 6月21日(土) 朝早く寮を出発し、羽田空港からいざ北海道の釧路空港へと飛び立ちました。 ●羽田空港 〜8:50 ●たんちょう釧路空港 10:30〜10:45 ↓飛行機 東京26度、釧路18度ということで、飛行機を降りた瞬間に肌寒さを感じます。 湿気が少なく、空気が澄んでいるのがわかります。 ●釧路駅 11:30〜11:40 ↓空港バス ![]() 釧路駅に到着。雨が降っている中、さっそくゲーム「オホーツクに消ゆ」と同じ構図で 写真を撮影。手前にあった屋根はどうやらビジネスホテルの屋根だったようです。右側にはス クランブルっぽい交差点とバスターミナルがあります。 ●和商市場 11:50〜12:05 ↓徒歩 ![]() ここの名物は「勝手丼」。まず白飯を購入(普通盛り200円)して、それから好きな ネタを複数オーダーして白飯に乗せていくというスタイルです。ネタを乗せるのは店員のオバ ちゃんで「これ新鮮ですよ」と色々紹介してくれて「それ乗せてください」と言うと乗せてく れます。 ![]() どれも普通の味、薄めの味です。ブドウエビも身の中央は甘いものの、普通の甘エビの ほうがいい。唯一良かったのがカニの外子で、プチプチの食感と苦味の少ない味がいいです。 ●釧路駅バスターミナル 12:15〜13:25 ↓徒歩 釧路湿原へと向かうバスに乗るのですが、本数が少ないため1時間ほど待ちました。 阿寒バスの定期路線バスを使用するので、時刻表をGET。→ 時刻表 ●釧路市湿原展望台 14:10 ↓バス ![]() 展望台は有料なので入らず、一周2.5kmの遊歩道の途中にあるサテライト展望台を 目指して歩くことにしました。 ![]() アキタフキが沢山生えています。地面から高さ1mほど伸びているのだそうです。この 付近で過去にヒグマが出たことがあるらしい。 ●サテライト展望台 14:45〜14:50 ↓徒歩1.2km ![]() 湿原全体に、黄緑色の「ヨシ」の上に濃い緑の「ハンノキ」が群生していることでこの 景色を成しています。眼下には、これから歩く予定の釧路湿原探勝歩道(旧鶴居軌道跡)が横 一本の直線で見えています。 ![]() 右へ行くと急な下り階段があり、その先からは次第に花の姿がチラホラと見つかります 。鳥の鳴き声と涼しげな森を抜けていきます。 ●釧路湿原探勝歩道・南分岐点 15:15 ↓徒歩1.3km ![]() ここからは単調な景色がずっと続きますが、途中には木の生い茂る小川があったり小さ な花が所々に咲いているなど楽しいです。 ●釧路湿原探勝歩道・北分岐点 15:45 ↓徒歩3.0km ![]() ここからまっすぐ歩くと近道ですが、右には植物が豊富に咲くミズゴケ湿原があるので 行くことにしました。 ![]() ずっと続く木製の歩道の先にはハンノキ林のトンネルと呼ばれる森があり、その森を抜 けるとミズゴケ湿原の広がる「高層湿原エリア」になります。 ![]() 雑草のように茶色や黄色の草木が生えていて色合いが綺麗ではないですが、この広さが 何ともいえず開放感アリ。 ![]() 手の届く位置に花が咲いていて、間近で見れるというのがいいですね。 ●温根内ビジターセンター 16:25〜16:30 ↓徒歩2.0km ![]() ここから再び道道53号沿いに出て、バスで釧路駅まで戻ります。 ●温根内ビジターセンター・バス停 16:35 ↓徒歩0.3km ●釧路駅 17:20 ↓バス ●釧路東急イン 17:20〜18:05 ↓徒歩 一旦、宿泊ホテルに荷物を置いてから夜の街へと繰り出します。 ●釧路フィッシャーマンズワーフMOO 18:25〜18:45 ↓徒歩 ![]() 施設内にはお土産屋を中心としたお店が並んでいます。ロイズ、六花亭など有名な店舗 のお菓子が沢山売られていて、ここでお土産を買うのもいいですね。軽食、レストラン、ゲー ムセンターもあります。 ●炉ばた 19:00 フィッシャーマンズワーフから国道38号を横切った先に飲み屋街があります。 その中でも有名なのが「炉ばた」というお店に寄ってみたんですが、数人待ち。 しかも暗い店内で老婆が魚を焼いているという葬式みたいな雰囲気だったので、 他の店を探すことにしました。 ●ろばた・銀座 19:30〜22:05 ![]() どうやら42歳の同期会ということで店主のオバちゃんと先ほどのサラリーマンを含め たお客さん7人で盛り上がっており、観光客の私にも気さくに話しかけてくれて楽しい夕食に なりました。 ![]() お通しは昼にも見かけた「カニの外子」で紫色が強く出ていますが味、食感とも昼のも のよりも良いです。「ししゃも」も火がよく通っていて頭、身、しっぽまで全て美味しいです 。 ![]() 魚だけでなく、豚串のようなものでも炉辺焼きだと見事な味に仕上がります。甘いタマ ネギもアツアツでうまいです。 ●かど屋 22:10〜22:35 ![]() まず、ラーメンではなく「つぶ焼き」が名物の店で、つまようじでほじくりながら 食べました。つぶ貝が5個並んでおり、食感としてはサザエに似ているものの甘いタレで仕上 げているのでサザエみたいな苦味が無くて好みの味でした。 ![]() こういうラーメンも案外好きだったりします。つぶ焼きも美味しくて大満足。お金を払 おうとしたら、おごってくれました。釧路の方はやさしいですね。→ かど屋 ●ろばた・銀座 22:40〜23:10 再び店に戻り、話をしているうちに時間も過ぎて同窓会は終了。 2人ほどお客さんが残りましたが、お勘定をして一緒に出ました。 ●釧路東急イン 23:20〜翌9:15 ↓タクシー ![]() 酔ったまま風呂にも入らず、寝てしまいました。釧路の夜はなかなかいいもんです。 6月22日(日) 2日目以降はレンタカーでの移動。7日分のレンタルで車中泊をしながら道東を移動す るという計画です。 ![]() 朝食を終えた後、ホテルのフロントに併設されているニッポンレンタカーで手続きをし て、いざ出発! ●細岡展望台 9:40〜10:20 ↓車で25km ![]() こちら側からは、軽くS字に湾曲した川が横一線に流れているのが見えます。湿原の外 側から見ているので、湿原の雰囲気を体で感じにくいという欠点があります。 ![]() はるか遠くの山に、昨日訪れた湿原展望台が肉眼でかすかに見えます。あんなに遠くま で一帯が釧路湿原だと思うと、スケールの大きさに感動もひとしおです。 ●コッタロ湿原展望台 10:55〜11:25 ↓車で25km ![]() 中央にあるのはオソツベツ川で、川幅が広くなって湖のように見えます。こういった川 をカヌーで下るツアーもあるとのことです。 ●塘路湖 11:35〜11:45 ↓車で8km ![]() 特に見所は無いというのが残念です。カヌーなどのアウトドア用品貸し出しやツアーを 催しているものの、やはり事前予約が必要のようです。 ●摩周駅(弟子屈町) ↓車で47km 国道391号を北上し、摩周エリアに入っていきます。 標識では摩周という名前ではなく弟子屈(てしかが)と書かれています。 ●摩周湖第一展望台 12:55〜13:35 ↓車で12km ![]() 駐車場の地面にはブレーキ痕が…。ここから北へと伸び る道路も含めてドリフト族の遊び場になっているようです。 ![]() 湖の中央にある小さな島は、神が棲むという言い伝えのあるカムイッシュの島です。ち なみにマキコさんがいないのは当然ながら、100円望遠鏡も無いという事実を知りました。 ![]() この駐車場をスタート地点として、写真右下から右上を経て左上へと歩き 摩周岳山頂を目指すというハイキングコースがあります。 ![]() 夕張メロンの実売がされていました。300円。果肉が甘くて美味しい、やっぱり夕張 メロンは別格です。→ 摩周湖 ●摩周湖第三展望台 13:40〜13:55 ↓車で3km ![]() 写真中央にある展望台からの眺めもいいですけど、山から湖への急斜面もまた豪快なも のです。 ●硫黄山 14:10〜14:30 ↓車で12km ![]() 危険な箇所までは立ち入れないようになっていますが、噴煙に手が届くくらいの距離ま で近づくことができます。岩肌が白く、煙の近くは黄色くなっています。手前では黒玉子が売 られています。 ![]() ここのレストハウスもお土産が豊富です。同じく駐車料金410円ですが、摩周湖第一 展望台と共通チケットになっているので無料でした。 ●丸木舟 14:50〜15:15 ↓車で20km ![]() 店主っぽい髭のおじいさんが店内にマットを敷いて寝始めました。温かい日の光が入っ てきて、ゆっくりとした時間が流れます。 ![]() ちなみにアイヌ文化のメインとなる阿寒湖のアイヌコタンにも「丸木舟」という同系列 店があり、このコタン丼を食べることができます。 ●足湯(屈斜路湖) 15:25〜15:50 ↓車で8km ![]() 自分で掘らなくてもすでに掘っている人がいますし足湯コーナーもあるので砂汚れを気 にせず堪能できます。お湯は適温で長く足を浸すのにピッタリです。 ![]() 摩周湖と屈斜路湖は飲食店や売店の軒数こそ少ないものの、品揃えが充実している店が 多いように思います。ちょっとおなかがすいたら左右にある売店でソフトクリームなどのおや つを買うのもいいでしょう。貸しボート屋もあります。 ![]() ハリボテで作られたクッシーが置かれています。札をよく見てみると「破損したら10 0万円を申し受けます」って。そしてもっとよく見てみると首のあたりに破損した形跡が…。 ●摩周湖のあいす 16:10〜16:20 ↓車で21km ![]() 摩周駅から2kmほどの距離にあるお店で、立地的には5方向に国道が伸びるという好 条件から常にお客さんが数人いるような盛況ぶりです。 ![]() もう一つは「とうきび」、いわゆるトウモロコシです。ちゃんとコーンの皮がアイスの 中にあって手作りの良さが出ています。コーンの風味が豊かですね。印象の強さを残す味わい 深いアイスです。 ![]() 摩周駅から国道243号を東へと走ります。右に林、左に草原、そして直線の道路が続 きます。こういう真っ直ぐな道路を走るのが憧れでした。 養老牛町、そして清里峠を経て展望台へ向かいます。 ●裏摩周展望台 17:10〜17:20 ↓車で46km ![]() 空の雲が無いぶん、昼に見た摩周湖よりも綺麗に見えます。もちろんカムイッシュの島 も見えますよ。左手に見えるのが摩周岳です。 ●神の子池 17:30〜17:45 ↓車で11km ![]() 倒木のある湖の中心がコバルトブルー色をしています。写真で撮るよりも実際は青くて 澄んだ色をしているんです。 水を触ってみると、ひんやり冷たかったです。 ![]() 直線道路が多くて運転は単調ですが、広大な草原など車窓を楽しみながら進んでいきま す。 今日一日運転していて一番良かった道路は、屈斜路湖沿いの道ですね。湖畔の道はいい ものです。 ●開陽台 18:30〜18:40 ↓車で44km ![]() ここ中標津町を出て、ひたすら南東へと走ります。目的地は北海道の東端「根室」です 。 ●喫茶ドリアン 20:10〜20:45 ↓車で95km ![]() ここの名物はエスカロップという洋食。もともとの発祥は東京の有名なホテルだそうで 、そこで修行したシェフが根室で再現したことで流行ったのだとか。 ![]() 見た目通りの味といえばそれまでですが、バターライスの香りの良さは食欲をそそりま す。比較的薄めのトンカツにはデミグラスソースがかかり、適度に酸味のきいた味に仕上がっ ています。ボリュームもありますが、ペロリとたいらげました。 ●納沙布岬 21:10〜21:20 ↓車で24km ![]() 今は夜なので何が何だかわからず、灯台の光や記念碑などを見るだけ。しかも車のライ トを当てて、ようやく写真撮影ができました。 ●道の駅・スワン44ねむろ 22:15〜翌3:15 ↓車で40km 根室で眠ろうなどと、くだらないことを言いつつ道の駅で車中泊。 国道44号沿いで風蓮湖の近くなので、こんな名前の道の駅みたいです。 6月23日(月) 根室から再び摩周湖と屈斜路湖を経て、阿寒湖へと向かう3日目の旅です。 ![]() ちなみに左写真は空が青くなってきて朝を迎えていますが、実はこれで午前3時半なん です。北海道は朝が早いというのも新たな発見です。 ![]() 北海道にしか売っていない飲み物が幾つかあります。乳酸菌飲料のソフトカツゲン、メ ロンカツゲン、炭酸系飲料のリボンナポリン、ガラナ、など。北海道は炭酸飲料がよく売れる のだそうです。 ●摩周湖第一展望台 4:55〜5:00 ↓車で114km ![]() 朝は霧が発生しやすいですね。湖面も対岸も見えません。 さすがにこの時間帯は駐車場の監視員がいないので駐車料金は取られません。 ●和琴半島 5:30〜6:45 ↓車で27km ![]() 例にもよって「オホーツクに消ゆ」と同じ構図で写真撮影。マリゴケの看板は湖沿いで はなく別の場所に設置されていましたが、売店の建物は想定の位置にちゃんとあります。オフ シーズン…ではなく早朝なので開いていませんでした。 ![]() 同じく温泉に足をつけている親子らしき人がいました。どうやら駐車場付近にあるキャ ンプ場でテント泊をしているのだとか。話を聞いてみると「ここから100m先にも温泉があ るらしいです」と、ゲームと同じセリフを…。 ![]() 小屋の戸を開けると中に脱衣所がありますが、どうやら混浴のようです。脱衣所の先に 温泉がありますが、古びた小屋の中に木と石で浴槽を作ったという古風な温泉です。清掃はそ れなりに行き届いているようで特に抵抗なく入れます。 ![]() ピースしている、たいら君。「めぐみのバスタオル」とは程遠いですが、旅での出会い があるというのは嬉しいもの。温泉の後の帰り道では木の枝を振り回すなど、元気な子でした。 ●美幌峠 7:10〜7:20 ↓車で16km ![]() 湖面の上空に雲がかかっており、ちょうど雲による霧の中に入ってしまっています。晴 れていれば屈斜路湖を見渡すことができるんですが、残念ながら全く見えませんでした。 再び峠道を下り、途中で少しだけ湖面が見えました。 ●津別峠 7:50〜8:10 ↓車で25km ![]() 湖上の雲よりも高い位置まで登ってきたため、さっきの天気とは一転して晴天です。 ![]() 木の柵に腰をかけながら、のんびり。太陽に照らされてポカポカとした陽気ながらも、 涼しい風が吹いてきて心地良いですね。狭い峠道に躊躇せず、来て正解だったと思います。 ●摩周湖のあいす 8:45〜9:15 ↓車で31km ![]() リキュールを使ったソフトクリーム「グラス&ミスト」が仕込み中だったので「特濃ミ ルクソフトクリーム」330円を食べることにしました。生乳を使用しているのでしょう、濃 厚で新鮮なミルクソフトの味わいは格別です。 ●多和平 9:35〜10:10 ↓車で21km ![]() 展望台も老朽化で部分工事をしていましたが、立ち入り禁止にはなっていませんでした 。展望台から8方向それぞれの写真を撮影。どの方角もそれぞれ異なる風景が広がっています 。 ![]() 写真は南西の方角。方向的には遠くに釧網本線が見えるはずですが、見えませんね。 牧場内には「摩周湖の伏流水(飲用水)」の水飲み場や、売店などがあります。 ●900草原 10:40〜11:00 ↓車で25km ![]() 先ほどの多和平とは違って、草原ゴルフが楽しめるというレジャー向けの牧場です。牛 の飼育風景を間近で見ることができます。もちろん売店もあり。 単純に景色を見るだけで幸せ一杯、北海道のいい所です。 ![]() 特にお店などは殆ど無く、ひたすら自然の中を走ります。天気の良い日のドライブはウ キウキ気分です。 ●双湖台 11:45〜12:00 ↓車で35km ![]() ここからはペンケトウという湖が見えるんですが、それが北海道の形をしているんです 。パンケトウ、ペンケトウという二つの湖が見えるので、双子の湖で「双湖台」という名前の ●オンネトー 12:30〜12:55 ↓車で34km ![]() 遠くに見える富士のような山は「雌阿寒岳」で、今でも噴煙を上げています。このオン ネトーは雌阿寒岳の火山活動によってできた「せき止め湖」なのだそうです。 ![]() 湖面は標高623m、平均水深3.0m、最大水深9.8mです。 こんな奥地にあって売店なども無いのに、観光客がそれなりに来ます。隠れた名所です ね。 ●阿寒スキー展望台 13:30〜13:40 ↓車で23km ![]() 殆ど人は来なくて、涼しい風を受けながらのんびり。たまたま家族連れが一組いたんで すが、なんと先ほど和琴温泉で会った、たいら君でした。北海道は広いようでいて狭いもので す。 ●阿寒ビューホテル 14:00〜14:05 ↓車で8km 後ほど日帰り入浴をするということで、阿寒ビューホテルの駐車場に車を止める ことにしました。 ●阿寒湖アイヌコタン 14:10〜14:45 ↓徒歩400m ![]() 上り坂のメインストリートにはトーテムポールなどが建てられており、左右には民芸品 を売るお店が数軒あります。アイヌの楽器演奏がスピーカーから流れる異国の雰囲気の中、の んびりと木工製品を眺めて過ごします。 ●民芸喫茶ポロンノ 14:45〜15:30 ↓徒歩 ![]() 中央にある汁物はユックオハウという、鹿肉、豆、キトピロ(ギョウジャニンニクのこ と)などが入っています。食べなれない異国の料理で美味しいのかよくわからず完食。薄めの 汁ですが、キトピロがいい味わいを出していました。 左のご飯物はアマムというイナキビ、キトピロ、豆などが入った懐かしい味の炊き込み ご飯です。これも薄味。 ![]() 右上のお茶は、生姜湯のような味ですがスッキリとして飲みやすいお茶です。このお茶 がついて計1,000円。お腹が一杯にならないので少々物足りないですが、アイヌの雰囲気 を楽しむにはいいですね。 ●阿寒湖遊覧船乗り場・西 15:45〜15:50 ↓徒歩300m ![]() 乗り場近くには「まりもっこり」のパネルが置かれていたりと、まりもの名所らしさが 出ています。 ●阿寒湖遊覧船乗り場・東 15:55〜16:00 ↓徒歩500m ![]() 湖の水がちょっと汚いのは、観光名所として客を呼び込みすぎたせいのような気がしま す。摩周湖や屈斜路湖のように極力自然のまま残して欲しいものですね。 ●ボッケ(阿寒湖自然探勝路) 16:15〜16:30 ↓徒歩900m ![]() 遊歩道を10分ほど歩くと、ボッケという泥の中から噴煙が上がる自然現象を見ること ができます。今は柵があって中に落ちないようになっていますが、昔はうっかり落ちた人がい たのだとか。 ![]() ここまで歩いて疲れたときは、桟橋から水上タクシーを使って遊覧船乗り場まで楽チン に戻ることもできます。携帯で呼び出して来てもらう必要があるのと、最低2名以上でないと 来てくれないので断念。 ●阿寒ビューホテル 17:00〜19:15 ↓徒歩1.4km ![]() 湯上り後にフロントを歩いていると、千本たいまつイベントのポスターがあったので従 業員に訊ねたところ、本来は宿泊客限定のイベント利用券をもらうことができました。 ●奈辺久 19:25〜19:55 ↓徒歩400m ![]() 裕に20匹くらいはある、わかさぎの天ぷら。小さくて一口でいただけて、サクッとし ていて美味しいです。塩をつけたりカレー粉末をつけたり天つゆにつけたり、色々な味わい方 があります。お蕎麦も良くて、いい食事でした。 ●千本たいまつイベント 20:00〜21:10 ↓徒歩400m ![]() 単にたいまつを持って歩くだけなんですが、閑散とした温泉街がこの時ばかりはホテル から人が沢山出てきて、お祭りのような賑わいになります。 ![]() 儀式といっても観光客向けとして、集落の長老の登場、民俗楽器演奏、アイヌ民との記 念撮影、ご利益のあるまりもを触るなどのものです。アイヌコタンのメインストリートが人で 埋め尽くされて、昼とは違う一面を見ることができます。 ![]() 余韻の残る中、温泉街通りの民芸品商店街が一日の終わりとして声をあげて商売をしま す。昼は売る気が無さそうな店まで気合が入っています。まりも、アクセサリー、お菓子など が沢山売られています。 ●阿寒ビューホテル 21:15〜21:20 ↓徒歩400m 車に乗り、阿寒湖を出発しました。 ●虹別町のセブンイレブン 22:20〜翌4:30 ↓車で61km 阿寒湖から阿寒横断道路を東へと戻り、摩周駅を経て虹別町で車中泊。 明日は羅臼、知床という、今までとはまた違った土地を観光します。 北海道のおみやげ ![]() 北海道産小麦100%にホワイトチョコレートを練りこんだ生地で焼き上げています。 ふんわり感のあるスポンジケーキでいながら、バターを多めに使用して甘さと濃厚さを出して います。北海道はバターを使ったお菓子が多いですね。 ![]() じゃがいも使用+北海道産小麦100%ということで他に見れないほどサクサク感があ り、パリパリと乾いたいい音を出しながら砕けていきます。ホワイトチョコチップが入ってい ながらも甘さ控えめでクッキーの良さが出ています。 ![]() 舌に乗せるとすぐに溶けるのですが、チョコレート味ということもあり生チョコとの違 いがわかりません。どこがキャラメルなのだろう。これ、人気のある新商品なのか疑問です。 素材にこだわっているのも何となくわかるものの、これで1箱12粒850円なんて買って損 しました。 ![]() 外側に苦味、内側に甘み、硬さを保ちながらも濃厚なチーズの味わいが生きています。 新鮮な状態で食べるのがいいですね、2〜3日経ってしまうと臭みが強くなります。 ![]() 青リンゴのような果実香と爽やかな酸味、と説明書きがされています。白ワインらしい 良い香りです。味もなかなか。 ![]() 箸置き350円と耳掻き630円を購入。実用的な工芸品があるというのが嬉しいです ね。 ![]() ボードと粘土から作る手作りキットも売っていました。なんといっても、見た目がかわ いいですね。 憧れの北海道旅行の前編、広大な景色に感動の連続でした。 摩周湖、屈斜路湖、阿寒湖、それぞれに独特の色が出ているので、すべてセットで訪れ ることによって北海道の湖の良さを知ることができると思います。 食事も一風変わった民俗料理、そして釧路の海の幸、どれも本州では味わえない新鮮な ものでした。文化の違いを痛烈に感じます。 しかし、予想以上に車での移動が大変。距離が長くてスタンドが少ないゆえ1日1回早 めに給油するという気遣いも必要。特に原油価格高騰の時期でリッター169円〜179円を 推移。直線が多く燃費が16.6km/Lと良かったのが救いでした。 |