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セシモ旅行記 〜目指せ47都道府県踏破〜

国内旅行の旅行記を掲載しています。
管理人多忙のため、今後の更新予定はありません。

  北海道〜美瑛、富良野、十勝平野

 北海道の旅も終盤戦に入ります。オホーツク海を離れ、道東から道央エリアへと移動し ていきます。
 大草原が広がるという点では釧路、阿寒、知床などと似ているのですが、なんといって も「丘のまち」と評されている美瑛を代表とした起伏のある土地というのが魅力。平坦な釧路 平野と比べても太陽の当たり具合、草原の手入れ具合などが良好で写真をとるのにも適した観 光地です。
 美瑛だけでなく「北の国から」の舞台になった富良野、乳業の規模が他エリアより大き い十勝といった名所ももちろん紹介していきます。


 6月26日(木)

 ゆるい上り坂とはいえ、100km以上も走れば標高のある高原へと無意識に足を踏み 入れることになります。まずは紋別から国道273号を南下し、滝上町を通過して大雪山へと 向かいます。

 早朝にして霧がかからず、今日も晴天の中での観光ができそうです。


 ●層雲峡、大雪山 5:50〜7:45  ↓車で117km

ロープウェイと奇岩  山の中に観光ホテルが並ぶ層雲峡温泉。付近の観光スポットといえば「ロープウェイで大雪 山5合目へと向かい高山植物と山並みを楽しむ」というもの。むしろ、それしか見所が無いた め、わざわざこの場所を訪れる人は少なく、宿泊客が出発前の早朝に寄る場所として定番にな っています。

 時間帯により10分間隔の運行となるロープウェイ。急勾配のロープウェイ内からは遠 くの山々が見られますが、5合目到着後でも山並みの景色はじっくり楽しめます。

黒岳駅からの展望1  大雪山5合目に到着。正確には大雪山という一つの山があるわけではなく、道央の火山群を 指す「大雪山系」の山々を大雪山と呼んでいます。その中でも北海道の最高峰となる「旭岳」 と付近の山々には、日射の少ない9合目付近に万年雪が見られます。夏場でも雪が見られるの がいいですね。

 5合目には簡単な遊歩道が設けられています。それほどの距離は無く、特に1〜2分ほ ど階段をのぼった先にある高松台から見る旭岳、黒岳の山並みが好評です。

黒岳の高山植物  黄色い花がエゾタカネスミレ、白い花がミヤマカラマツ。咲いている量として はそれほどでもないですが、他では見慣れない花もあるようです。7月が見ごろのようで、い い時期に来れたんですね。→ 大雪山の花を楽しむ

 小屋やロープウェイ駅の中には写真が幾つも飾られていて、大雪山の四季を見ることが できます。

黒岳駅からの展望2  高松台まで歩くのが大変という方も多くて、ロープウェイの到着駅である5合目黒岳駅 の屋上からの展望を楽しむ方も沢山います。

 ここからは黒岳側よりも、反対側にある手付かずの山々が幾重にも折り重なる光景が れるのがポイントです。下界には層雲峡温泉も見えます。

 それほど寒くなくて快適です。

 さて、ここから美瑛エリアへと入っていくのですが、この付近は山脈がそびえており 直線で美瑛へと行く道がありません。迂回して旭川市街を経て美瑛へと向かいます。


 ●ぜるぶの丘 9:30〜10:20  ↓車で87km

ぜるぶの丘入口  美瑛駅よりも3kmほど手前(北側)に、約2万haの丘陵を利用した花畑、草原広場を持 つ「ぜるぶの丘」があります。国道237号沿いにあるので富良野へと向かう途中に休憩がて ら寄っていく人も多いです。

 ここは写真を撮るのが極端に難しい…花畑の手前に車が沢山駐車されている上に花の植 える間隔が広すぎて土が写ってしまい、立て看板なども邪魔になります。売店があるのでひと 休みするのには向いていますが、花が目的だと物足りないです。

亜斗夢の丘  ぜるぶの丘の敷地内に「亜斗夢の丘」があり、そこにも売店があります。富良野だけでなく 美瑛にもラベンダー製品が数多く売られており、いい香りがします。

 売店の屋上からは手前の丘と国道237号、そして遠くまで展望がききます。ぜるぶの 丘の花畑は逆斜面ゆえに見づらいですが、緑広がる景色と屋上に吹く風でリラックスできます 。花畑や柵に蜘蛛の巣が多く道東とは生態系が異なるようです。


 ●JR美瑛駅 10:30〜11:00  ↓車で3km

美瑛駅の駅舎  美しい駅舎として全国駅百選にも選ばれている美瑛駅。駅舎や倉庫は過去に美瑛町周辺で採 掘されていた美瑛軟石を使って建築されたのだとか。日当たりが良くて小奇麗さが栄えます。 鉄道マニアっぽい人たちが駅舎にカメラを向けていました。

 ロータリーには駐車場、タクシー、レンタサイクル屋などがあり、美瑛観光の基点とな る場所です。車が多いですが雑多な感じは無く、広々としたロータリーは居心地が良いです。 歩道にて「道の駅・びえい」とも隣接しています。

美瑛の町並み  美瑛駅、道の駅に沿った道道213号。真っ直ぐな道で、遠くに丘が見えるというのが粋で すね。それぞれの建物が低いこともあり日当たりも良好です。国道237号とは線路を隔てら れていて位置的には裏側にある道ですが、美瑛のメインストリートです。

 美瑛丘めぐりは、駅の東側「パノラマロード」と駅の西側「パッチワークの路」の 二つ。車だとそれぞれ半日コースで、まずは前半戦としてパノラマロードを観光します。


 ●ファームレストラン千代田 11:50〜12:50  ↓車で16km

ファームズ千代田  ヨーロッパのような異国風景と称されるパノラマロードを車で走り、途中にあるファームズ 千代田でお昼ごはん。木曜定休日の店が多い中で開いていたのが有難いです。

 レストランにはテラスがあり、天井が高くて洋風の別荘にいるような気分にさせてくれ ます。店内にはお土産品のテーブルがあり、店の外には展望台と牧場があり観光名所に もなっています。ここで育てている牛は「美瑛牛」としてブランド化、このレストランでも食 べることができます。

千代田の美瑛牛ビーフシチュー  避暑地の定番、ビーフシチュー。デミグラスソースが器から溢れんばかりで、これ が濃厚で強くコクのある味わい。濃厚なほうが食べ応えがあるので好きです。

 具材は美瑛牛の肉片2個、ジャガイモ2切、ニンジン2切、ブロッコリー、まいたけ。 ソースが具材に軽く染み込み、特にブロッコリーが美味しく仕上がっています。角煮のような ほぐれ方をする肉片も適度に脂が乗っていて噛み応えがあり、ソースに負けない存在感があり ます。

 おそらく赤ワインやパンとの相性も良いのが想像つきます。熱の通り方も良くて、ジャ ガイモの中がホクホクしていました。店員に聞いてみたのですが、圧力鍋は使っていないとの ことです。ライスとサラダのセットで1,480円。サラダにはトマト、ピーマンなども入っ ています。

 料理の出来時間と回転率が遅いあたり、手を抜かずに一つひとつじっくり調理している のでしょう。こういう雰囲気の中では待ち時間なども気になりませんね。


 ●三愛の丘展望公園 12:55〜13:25  ↓車で2km

三愛の丘展望公園  美瑛駅の南東側に広がるパノラマロードは一周約26kmの起伏ある道路で、途中には撮影 ポイントが点在している「風景を楽しむ道」です。

 まずは三愛(さんあい)にある展望公園に立ち寄りました。公園といっ ても20台ほどの駐車場とトイレ、展望小屋を持っただけのパーキングで、それゆえ手付かず の美しさを保っています。起伏のある丘の向こうに十勝岳連峰が一望できます。左手にはカフ ェ「三愛の丘茶屋カーブ」の建物があります。

塔の見える丘  展望公園に隣接したカフェのような建物のところに「塔の見える丘」という庭のような場所 があります。日陰になった涼しい場所に木製のブランコがあり、座りながら遠くの景色を見る のが最高に気持ちいいです。遠くには塔が目印の「美馬牛(びばうし)小学校」が見えます。

 観光客は10名ほどで静かに風景を楽しむことができるスポットですが、これから行く 場所のほうが見所満載なのでこの展望公園はわざわざ立ち寄らなくてもいい気がします。


 ●四季の交流館 13:30〜13:40  ↓車で4km

四季の交流館から丘を臨む  交流館といっても売店のある休憩所。木製のベンチがある庭でソフトクリームを食べながら くつろいでいる人がいます。売店には定番モノのほかにカレーラムネや杏仁ラムネなど変わっ た飲み物まで売られています。

 交流館裏手には小さな畑があります。原則、観光客は畑に足を踏み入れてはいけないル ールになっていますが、ほんの少しだけ足を踏み入れて良いように土の階段が作られていま す。遠くの丘が灰色、黄緑色、緑色と綺麗に整備されています。


 ●拓真館 13:45〜14:00

拓真館のエントランス  四季の交流館のすぐ近くには、風景写真家の故・前田真三の写真館「拓真館」があります。 1971年に美瑛の丘に出会い写真を撮り作品にし続けたことで美瑛の地名が有名になり、観 光地に押し上がったのだそうです。

 四季折々の写真が飾られています。季節だけでなく日の当たり、撮影角度、動物の登場 など一枚を撮影するために数時間も粘り続けたという努力が見えてくる写真の数々です。

 写真もさることながら質の良い紙に印刷し額縁をつけた上品な展示方法により、作品の 良さが際立っています。館内も美術館として壁から何から綺麗な状態を保持しており、手間が かかっているのでしょう。入館無料の代わりに絵ハガキ販売をしており、購入していくお客さ んも多いです。

 美瑛には他にも写真館がありますが、この拓真館が群を抜いて賑わっています。


 ●哲学の木 14:05〜14:15  ↓車で2km

哲学の木  拓真館から約1km行くと、木々から開放されて畑の広がる壮大な景色があります。その畑 の真ん中に木が一本そびえ立っている改良型のポプラの木「哲学の木」があります。首をかし げて考え事をしているように見えることが名前の由来です。

 木の手前にはジャガイモ、奥がトウモロコシの畑が広がります(多分)。右にはキガラ シの花が咲くのだそうです。駐車スペースは用意されていないので、道路脇に車を止めて撮影 します。


 ●四季彩の丘 14:30〜14:55  ↓車で9km

四季彩の丘とロールちゃん  美瑛でダントツに人気の場所がココ。金魚草やラベンダーなど約30種類もの花々が植えら れている「四季彩の丘」。自家用車から観光バスまで駐車場を賑わせ、園内入口、売店も人で 沢山。それでも花畑は広くてゆったりと散策できるんです。

 写真左に写っているのはロールちゃん。牛の餌としての牧草を円筒形にまとめた牧草ロ ールで作ったオブジェです。もっと右のほうにはロール君もいます。

花畑とトラクターバス  園内は広いながらも徒歩ですべて回れるくらいの適正な広さを保っています。面積にして7 ヘクタール、東京ドーム3個分だそうです。

 トラクターに大きい台車を2連結した「四季彩ノロッコ号」が観光客に大人気で、30 ほどの席が埋まるほど好評。徒歩の人が砂埃に巻き込まれる中、日陰になるバス内でのんびり 揺られながら園内を15分で周遊します。→ 四季彩の丘:TOP

花畑斜面と遠くの丘  様々な色の花が咲き乱れています。ラベンダーは遅咲きのようで、かすかに紫色をした花壇 を見せています。障害物が無いので、園内のあらゆる場所から写真が撮りやすいです。

 売店には地元産ジャガイモ「キタアカリ」のコロッケなどが売られています。レストラ ン、お土産屋もあります。ここもそうですが、美瑛の観光地は殆どが入場無料。地価が安くて 商売しやすい土地なのかもしれませんね。


 ●美馬牛小学校 15:00〜15:05  ↓車で2km

 先ほど三愛の丘展望公園から見た、塔が目印の美馬牛小学校を通ります。
 児童が学習しているので建物内はおろかグラウンドにも入れません。
 

 ●クリスマスツリーの木 15:10〜15:15  ↓車で4km

クリスマスツリー  美馬牛駅の踏み切りを越えた先にあるのがクリスマスツリーの木。飾りつけをしたくなるよ うな整った形ですが、モミの木ではなくマツの木なのだとか。

 その年によって畑に植えられているものが違うようですが、今は麦畑になっているみた いですね。午後は逆光になりますが、それでも畑がいい色具合に撮れます。畑に入ってはいけ ないので、遠くから眺めるだけに留めておきます。


 ●新栄の丘展望公園 15:30〜15:40  ↓車で10km

新栄の丘展望公園  美馬牛エリアから三愛エリアへと再び入っていくと、東西それぞれを見渡せる新栄の丘があ ります。展望公園には小さいながら売店があり、ソフトクリームなども売られています。

 付近にはジャガイモ、トウモロコシ、麦畑などがなだらかに広がっていて、特に西側の 畑を夕日が照らす光景が素晴らしいのだそうです。ここにも牧草ロールのオブジェがあり、記 念撮影をしている親子がいました。


 ●赤い屋根のある丘 15:50〜16:00  ↓車で3km

赤い屋根のある丘  観光客は殆ど寄らない場所ですが、カメラマンには大人気のスポット。丘の中央に赤い屋根 の家が一軒ポツンと佇んでいます。角度によっては手前の丘や電線が邪魔になってしまうので 、いい写真を収めるために適切な撮影ポイントを探す必要があります。

 写真だと大草原に見えますが、右手にはダートの駐車スペースを持つ森になっていま す。


 ●雪うさぎの家(美瑛駅) 16:05〜16:25  ↓車で5km

雪うさぎの家の生乳ソフト  パノラマロード一周も終わり、再び美瑛駅に到着。美瑛駅ロータリーにある四季の情報館で パンフレットなどを眺めてひと休み。さらに美瑛駅の駅舎の隣にある「雪うさぎの家」で生乳 ソフトクリーム250円を購入してひと休み。

 殺菌処理をしていない生乳を新鮮なうちにソフトクリームにしたもの。コクがありなが らシャキシャキとした食感もあり冷たくて美味しいです。地元の子の自由研究「美瑛のソフト クリーム調べ」でも一番のオススメと折り紙付きの店です。


 ●ケンとメリーの木 16:30〜16:50  ↓車で3km

ケンとメリーの木  さて、後半戦となる美瑛駅の西側「パッチワークの路」を走り、最初に迎えるのがケンとメ リーの木です。ポプラの木で、すぐ傍まで行って眺めることができます。高くそびえる木の影 が畑の遠くまで伸びています。

 1972年に日産スカイライン「ケンとメリー」のCMで使われた木で、バズの歌うC Mソング「ケンとメリー〜愛と風のように〜」がヒットチャート1位になるなどブームになり 、それから30年以上経った今でも観光客に人気のある木です。

ケンとメリーの売店  木のすぐ近くには売店があり、ケンとメリーの木に関連した商品を含めた美瑛のお土産があ ります。

 特にCMで使われた4代目C110型のスカイライン(通称ケンメリ)がケンとメリー の木と一緒に写っている絵ハガキがオススメです。スカイラインのトレードマークである丸型 4灯式のテールライトを全グレードで採用したケンメリは、10代目R34型の世代の人にも 受け入れられるデザインです。


 ●セブンスターの木 17:00〜17:20  ↓車で5km

セブンスターの木  1976年に日本専売公社(現在のJT)のタバコ「セブンスター」のCMに使われたこと から「セブンスターの木」と名付けられたカシワの木です。見事な育ち方をしていますが、葉 は虫に喰われています。タバコを吸うポーズをして記念撮影している女の子が数人いました。

 丘の上にあるので遠くの景色も楽しめますし、付近の道にも障害物が少なくてドライブ 向きです。車を使用して絵ハガキ販売をしているオジサンがいました。


 ●親子の木 17:30〜17:35  ↓車で6km

親子の木  左右に両親、中心に子供、という構図の「親子の木」。これもカシワの木です。特にCMで 使用されたわけではなく、手前の丘が邪魔になってしまって遠景の写真が撮りにくいです。

 西側「パッチワークの路」も同じく一周26kmの起伏が激しい道路ですが、こっちの ほうが自転車で巡っている人が多いです。どちらにせよ車で来ている人はわざわざレンタサイ クルを利用せずに車で巡ったほうがいいですね。


 ●北西の丘展望公園 17:45〜17:55  ↓車で5km

北西の丘展望公園の売店  ピラミッド型の展望台が目をひく北西の丘展望公園。展望台からは360度の景色を見るこ とができます。

 ラベンダー畑があるようですが、遅咲き品種のためか咲いていませんでした。道路沿い には写真家の美術館と売店が4軒ほど並んでいます。小さい即売所といった雰囲気ですが…。


 ●マイルドセブンの丘 18:10〜19:00  ↓車で5km

マイルドセブンの丘  こちらも日本専売公社(JT)のタバコ「マイルドセブン」のCMとして1978年に使用 された場所。CMでは唐松の防風林が使用されていたようですが、左写真はその林ではないよ うです。

 なだらかな丘が織り成す光景。道路が先まで続いているのかわからないくらい起伏に富 んでいます。

マイルドセブンの丘と夕日  夕日の沈む光景が素晴らしいのも、この丘の特徴です。とはいえ、素人の腕では夕日と丘を 撮影するのは難しいです。夕日とはいえ逆光ですから、どうしても丘の色が黒く写ってしまい ます。三脚を持って撮影に来た人がいました。

 19時に日が沈み、以降もまだ空が明るいです。遅くまで目一杯観光が楽しめるという のも夏の北海道の魅力です。

 さて、美瑛を後にして旭川にラーメンを食べに行きます。


 ●あさひかわラーメン村 19:35〜21:35  ↓車で30km

ラーメン村に店が並ぶ  車で北上して旭川環状2号を経て、あさひかわラーメン村に到着。居酒屋、漫画喫茶、ホー ムセンターなどの複合施設の一区画として、一軒家のような建物内に8軒のラーメン店が集結 しています。

 東京でも有名な旭川ラーメン「山頭火」「青葉」を筆頭に旭川の名店がズラリ。今でこ そ味噌、塩も一般化している旭川ラーメンですが、ルーツは豚骨と魚介類でダシをとった醤油 ラーメンです。→ ★あさひかわラーメン村★

天金の醤油ラーメン  地元で人気の「天金」の醤油ラーメン700円。この店では野菜や魚を一切使わず、豚骨、 鶏ガラを丸二日間とろ火でじっくり煮込んで作るスープが絶品です。

 黄色い縮れ麺とスープの相性抜群。豚骨醤油のような甘さ、まったり感があるものの、 醤油の味わいを強く持った濃厚で塩気あるスープがたまらないです。ラードで表面を覆いスー プの温度を下げないという旭川ラーメンの特徴も健在です。

梅光軒の醤油ラーメン  梅光軒の醤油ラーメン。各店舗とも食べ比べ用のミニラーメンがあるので、ミ ニラーメン500円で頼みました。

 豚骨、鶏ガラベースに野菜と魚介のうまみを加えた秘伝のスープに、自家製中細ちぢれ 麺が絡み合う至高の一杯。魚介系の味を前面に出さないのも旭川ラーメンの特徴。ただ、魚介 系のダシがスープの味を複雑にしすぎていて、余計な味わいが残ります。美味しいんですが「 天金」のほうが良かったかな。


 ●道の駅・びえい 20:15〜翌3:40  ↓車で29km

 美瑛駅のすぐ近くにある道の駅で寝ることにしました。
 高原で寒いのかと想像していたんですが、実はこの辺りは標高200mくらい。
 釧路、根室よりも暖かいような気がします。

 駅近くの大通りにはオレンジの灯りがついているので治安の面でも問題なさそう。
 車で2kmほど走ればセブンイレブンもありますし立地的に恵まれています。


 6月27日(金)

 美瑛駅から15kmほど南下すると上富良野駅があり、そこから東へずっと進むと十勝 岳温泉があります。その一角にある「吹上温泉」で一風呂浴びてから富良野観光をすることに しました。


 ●吹上温泉 4:35〜6:45  ↓車で39km

吹上温泉  森の中にある温泉。客が10人以上いましたが、浴槽が二つあるため広々と使えました。地 元のボランティアの人が定期的に掃除をしているので衛生的です。ただ、北海道ゆえ激熱の温 泉で足が痛くて、入ったり出たりを繰り返していました。

 旭川から来た青年や、紋別から来たおじいちゃん、東京から車で来て洞爺湖サミット警 戒で検問を受けつつも無事にここまで来れた家族など、様々な場所からこの温泉目当てで人が 来ています。お喋りしつつ温泉を楽しみました。

 「北の国から」で宮沢りえが入浴するシーンとして使われた温泉として有名で、放送当 時は「りえちゃん温泉」という愛称で親しまれていたのですが、今はそういう呼び方をする人 はいないようです。


 ●メルヘンの木 7:50〜7:55  ↓車で49km

メルヘンの木  富良野駅から東へ約20km行くと、ドラマ「北の国から」の舞台になった麓郷(ろくごう )に辿り着きます。

 ドラマのオープニングで使用された「メルヘンの木」に到着し、農道から撮影。さだま さしの名曲が聞こえてきそうです。表道は舗装された2車線道路ですが、少し農道に入ってし まうと途端にダートになります。地元の農作業者と挨拶しつつ進みます。不審な目で見られま したが…。


 ●麓郷展望台 8:05〜8:30  ↓車で6km

麓郷展望台  ふらのジャム園共済農場の先の坂を車で上っていくと、麓郷展望台があります。ラベンダー は遅咲き種のようでまだ咲いていませんでしたが、ふさすぐり、グーズベリー、はまなす、木 いちご、ハスカップなどが咲いていました。

 「北の国から’92巣立ち」で黒板五郎(田中邦衛)がヒグマに出くわした場所で有名 な麓郷展望台。展望台までの林道にも「92巣立ち」で登場した場所が幾つかあります。


 ●ふらのジャム園共済農場 8:35〜9:20  ↓車で2km

ジャムおばさんの店  通称「ジャムおばさんの店」。店名の由来は、隣がアンパンマンショップだからでしょう。 アンパンマンの石像などが玄関庭に並べられています。併設でジャム工場があり、ジャム作り 体験もできるようです。→ ふらのジャム園:ジャム工房

 トーストやソフトクリームも販売していますが、なんといっても30種類以上もあるジ ャムがこの店のウリです。

ジャムおばさんの店の中  見てくださいこの品揃え!圧巻ですよコレ。ベリー系10種類、野菜系13種類、果実系1 1種類が棚にギッシリと並んでいます。しかも、それぞれ試食可能でパン切れまで用意してく れます。

 色々と試食してみました。果実そのままが入ったジャムと、果実を完全に溶かしたジャ ムがあってそれぞれ食べ応えがあります。美味しいものとジャム向きでないものがありますね 。食べすぎてしまい、朝食になってしまいました…。

 【店での売り上げベスト10と個人的試食評価】

  1位:ハスカップ『×』    6位:パンプキン『◎』
  2位:いちご『○』      7位:ぶどう『△』
  3位:ブルーベリー『○』   8位:赤ワインぶどう『△』
  4位:山ぶどう『△』     9位:きいちご『○』
  5位:白ワインぶどう『○』 10位:白ぶどう『△』


 ●五郎の石の家 9:25〜10:35  ↓車で1km

五郎の石の家1  麓郷にはドラマ「北の国から」の舞台になった場所、建物が幾つもあり、今でも観光名所と して残されています。五郎の石の家もその一つ。売店のある駐車場から森を少し歩いた先に、 その家があります。

 周囲360度が林で囲まれた中に、草原とともに現れる一軒の家。遠くから見ることも できますが、200円を払うと家のところまで行くことができ、中に入ることもできます。

五郎の石の家2  近くから見ると、ドラマの光景が脳裏に蘇ってきます。右側には木で造られたテーブルと椅 子があり、実際に座ることもできます。

 左側はお風呂で、ドラマと同じように外から中を覗くことができます。中には青大将( 蛇)が2匹住んでいるので怖がっている観光客がいました。建物の隣には五郎が作ったとされ る発電用の風車があります。羊がいなくて残念でした。

五郎の石の家3  ドラマ「北の国から」シリーズでは幾つか家が登場するのですが、この「五郎の石の家」は 五番目の家です。

 家の中もドラマの通り。再現ではなく、実際にこの場所で撮影されたようです。テーブ ルには北海道の日本酒・男山があり、他にも建築物の本など凝った小道具が幾つも置かれてい ます。小道具は触らないようにと注意書きがありますが、座布団に座ったり急な階段に登った りするのは自由です。窓に空きビンを使うなど、随所に工夫がされています。

一番目の家  石の家の近くには、ドラマの最初に使われた家があります。一番目の家で、不便な生活の中 で知恵をしぼって火を起こし水源から水を引く、そんな場面を思い出します。

 もちろん中にも入れますが、こちらはあまり観光客が来ていませんでした。中には小道 具やら大道具やら、実際に使える農耕道具があります。ドラマ放送開始前の記事なども貼られ ています。


 ●麓郷の森 10:40〜11:05  ↓車で3km

三番目の家  静かな森の中にレストラン、ショップが数軒建っている「麓郷の森」。「北の国から」で使 用された森でもあり、のんびり散策するのが楽しい森です。

 左写真は「84夏」などで使われた三番目の家。屋根の上には純が作った発電風車が取 り付けられています。付近の草が生やしっ放しになっているので近寄りがたい雰囲気が少し出 ています。

三番目の家の内装  建物内には入れないことになっています。というのは、すでに建ててから20年以上も経っ ており、老朽化しているためです。ドラマの歴史の長さを感じます。

 中にある畳部屋は、茶髪に染めた純が久しぶりに富良野へ帰郷したときに無理やり黒髪 に染め直された場面などで使用されました。

二番目の家  確かドラマの最終回24話で完成した丸太小屋。二番目の家です。横に長い建物で、左右の 二階に寝室がある構造です。

 純が不注意で燃やしてしまったエピソードが有名です。家の燃える場面の撮影で使用し た家は本物に似せて作ったセットであり、実際に各種撮影で使用した本物の家はちゃんとここ に残っているというわけです。

二番目の家の内装  中に入ることができますが、二階への階段には触れないように注意書きがされています。綺 麗に手入れされている感じがしますね。

 照明は取り付けていないので、外の光に照らされた木のぬくもりを感じ取ることができ ます。いつまでも居座りたい気分になってしまう…。壁には撮影の写真などが飾られていま す。


 ●拾ってきた家 11:10〜12:10  ↓車で2km

雪子おばさんの家  「2002遺言」で登場した家で、五郎が雪子おばさんのために造った家。エコロジーと称 して五郎が拾ってきた廃材で建てられています。観覧車のゴンドラなど、至る所に廃材らしき 材料が見られます。

 法律で実際に住むことはできないのだとか。建てただけでもすごいですね。→ 拾ってきた家:写真

雪子おばさんの家の中  建物の中、中央の通路です。右側には冷蔵庫を使った棚があります。手前が洋室、奥が和室 になっていて、通路をとおして行き来できる造りです。

 もちろん中もドラマで使用されており、洋室は「顔も見たこともないのに恋人同士だっ て言えるのか、わからねえ」という五郎のセリフのある場面、和室は食事風景として使用され ました。別荘にいるような雰囲気です。

中畑すみえの家  隣には中畑すみえの家があります。「2002遺言」では建設中から完成までの一連の流れ を辿っていました。こちらも廃材を利用した家です。廃材とはいえ、ペンキで塗ればちゃんと した家に見えるものですね。

 建物の裏側には「糞発電、糞発電」と連呼しながらも完成に至らなかったバイオ発電機 が置かれています。

中畑すみえの家の中  こっちのほうが内部が広くて住みやすそうです。天井には卵を入れる紙パックが敷きつめら れています。

 左側は畳が敷かれています。ドラマでは中ちゃんが涙を流すシーンとして使われており 印象的な場面を思い出します。畳部屋のさらに左側にはゴンドラがあり、窓としての役目だけ でなく二人掛けベンチとしても使えるようになっています。

純と結の家  ドラマでは使用されなかったものの、倉本聰(北の国からの脚本家・演出家)のその後のシ ナリオをもとに造られた「純と結の家」。入口通路にはそのシナリオのFAX原稿が貼られて います。

 中は新婚さん向きの造りになっています。バスの最後部席を利用した窓&ベンチ、そし てキッチンも日の光が入って明るくて、小綺麗なものです。

 麓郷には他にも「北の国から」で使用された場所が幾つもあるのですが、とりあえず今 回はこの辺で切り上げることにしました。


 ●布部札幌軒 12:30〜13:00  ↓車で15km

布部札幌軒の味噌ラーメン  ドラマでも使用されたラーメン屋「布部札幌軒」。もやし、ネギなどの具が盛られた味噌ラ ーメンがこの店のオススメ。

 どこの店でも食べられるような普通の味噌ラーメンの味ですね。オーソドックスなまで の味噌ラーメン。まぁこれはこれで美味しいです。地元のオッチャン達に大人気のお店で、客 層を考えればこの味でも充分でしょう。


 ●ファーム富田 13:30〜15:05  ↓車で22km

ファーム富田の入口  富良野のラベンダー畑といえば、ここ「ファーム富田」が有名。1972年頃の貿易自由化 により価格の低い香料が広まったことでラベンダー製品の価格暴落が起こり、その中で唯一生 き残った大規模ラベンダー畑がファーム富田です。

 入口付近では富良野メロンの販売が行われており、破綻した夕張の夕張メロンを越える ブランドを目指しているようです。もちろん定番のラベンダーソフトクリームもあります。

ファーム富田のラベンダー畑  今の時期は早咲きのラベンダーのみが咲いていますが、それでも充分なくらい紫色のラベン ダー畑です。緑が映ってしまいますが、写真が撮りやすいです。畑の中にも通路があり、観光 として歩きやすい園内になっています。

 周囲には休憩小屋、売店などがあります。植木鉢で栽培されているラベンダーが沢山売 られています。温室栽培のラベンダーもあるので、時期外れでも一応ラベンダーを見ることは できるみたいです。

ファーム富田の全景  ラベンダー畑の奥にある売店の2階から、ラベンダー畑を一望できます。中央(写真右)が ラベンダー畑ですが、左右の畑には別の花々が植えられています。彩りのある畑と、奥には美 瑛岳が見えます。

 それにしても平日だというのに観光客が沢山いますね。富良野観光で殆どの人がここに 寄るので、富良野で一番賑やかな場所と言ってもいいでしょう。


 ●ぶどう果汁工場 15:25〜15:35  ↓車で12km

富良野ぶどうジュース工場  富良野はブドウ栽培も盛んで、ぶどうジュースの工場があります。天然果汁100%の果汁 は、工場のすぐ裏に広がるブドウ畑などで栽培されています。

 バッファロー(赤)、ニューナイアガラ(白)にセルベイ種をブレンドして香り高いジ ュースを作るのだそうです。濃縮還元をしていない本来の味を製品として販売しています。た だ、この工場は見学するような場所はなく、なぜか館内には遊び用のスマートボールが置か れている程度だったりします。


 ●富良野ワイン工場 15:40〜16:30  ↓車で2km

富良野ワイン工場  こちらも工場見学という規模のものではないですが、ワインの試飲ができるワイン工場です 。地下にはワインの貯蔵庫があり、見ることができます。

 富良野ワインはドイツ品種を日本人の口に合うよう改良したワインが多く、特に白ワイ ンが絶品です。お店の人に交渉して従業員用駐車場に車を止めていいことになり、夜まで車に 乗らないことを条件に試飲開始!

富良野ワインを試飲  ふらのワイン白、シャトーふらの赤、ふらのワインソレイユ(ロゼ)、他にもこの工場限定 のワインなど、計5種類を試飲しました。赤ワインは渋みが強く出ていて飲みにくいですが、 白ワインは美味しいものです。

 品種としてはセイベル種(赤)、セイベル種(白)、ミュラートゥルガウ種といった聞 き慣れないものが多いです。


 ●富良野駅 17:05〜17:10  ↓徒歩で2km

富良野駅  この辺りは電車の本数が少なくて、車社会になっています。ドラマでも使われた富良野駅、 「蛍を看護学校へ行かせるために毎日、麓郷から富良野駅の片道20kmを車で送り迎えして いる」というセリフが印象的でした。

 例の電話ボックスも健在です。ロータリーが二つに分割されていて、バス用とタクシー 用に分かれているみたいです。もう少し広々とした造りにしてもいいような気がします。


 ●北の国から資料館 17:15〜17:30  ↓徒歩

北の国から資料館  ドラマで使われた小道具やドラマの名場面をパネルにして展示している資料館。入館料50 0円は少々高いですが、絵ハガキ1枚を無料でもらうことができました。

 入り口から入るとまず五郎の石の家の内装が再現されて置かれています。その後は時系 列を追って「2002遺言」までの各シリーズの名場面を思わせる品々が幾つも置かれていま す。


 ●ニングルテラス 19:00〜19:40  ↓徒歩で6km

ニングルテラス  新富良野プリンスホテル敷地内の倉本聰氏プロデュースのショッピングロード。手作りの商 品を売るログハウスのお店が約15軒、それぞれ趣向を凝らした品が並べられています。

 店内にはそれぞれ店員1名のみで作業デスクを持ち、奥に商品が並べられているという 構図になっています。宿泊客が寄っていく場所として素晴らしく、宿泊客でなくても立ち寄れ るというのも魅力です。


 ●喫茶&ビストロ パニエ 20:40〜21:10  ↓徒歩で4km

パニエのオムカレー  地産地消を掲げる富良野の新名物として最近話題になっているのが「オムカレー」。6カ条 というのが町で決められており、材料は富良野産、値段が1,000円以内、といったルール を守ることで品質を守っているようです。

 このお店では、オムライスに黒いカレールーをかけた濃い味のオムカレーが楽しめます 。少量ながらコクのあるカレールーと卵が美味しいです。付け合せやサラダ、牛乳もあり充実 しています。これで1,000円は安いですね。


 ●富良野ワイン 22:40〜22:45  ↓徒歩で5km

 再び歩きに歩いて、ようやく富良野ワインの駐車場に戻ってきました。
 この付近は道路の明かりが殆ど無いので怖いです。
 キタキツネが女の悲鳴のような声をあげていました。


 ●道の駅・南ふらの 23:25〜翌3:55  ↓車で44km

 富良野から国道38号(兼国道237号)で十勝、帯広エリアと向かう途中にある
 道の駅で寝ることにしました。この辺りになると富良野の雰囲気や観光地等は殆ど
 無くなります。


 6月28日(土)

 富良野を離れて南東へ向かい、最後は十勝、帯広エリアを広範囲に移動します。


 ●幾寅駅 3:55〜4:05  ↓車で1km

幌舞駅こと幾寅駅  道の駅・南ふらのから車で少し走ったところに、高倉健主役の映画「鉄道員〜ぽっぽや」で 登場した幌舞駅があります。幌舞駅という名称は架空のもので、実際は幾寅駅という名前なの です。

 駅の外にある広場には、映画に登場した電車やだるま食堂といったセットが並んでいま す。駅の建物内には大体8畳ほどの部屋があり、出演者のサインや衣装などの展示コーナーが あります。(さすがにこの時間帯には閉まっています)


 ●鹿の湯露天風呂 5:30〜7:20  ↓車で75km

鹿の湯  十勝エリアに入り、然別湖の近くにある温泉に入りました。山奥のキャンプ場の先にある無 料露天風呂です。荷物を置く棚が小さく、せいぜい3〜4人で入るくらいの規模です。

 お湯の温度は適温で、少し緑かかった白濁のお湯です。石の浴槽内には少し苔が生えて いて手入れが行き届いていないものの、気にするほどの汚れはありません。川の流れる音を聞 きながら一人占めの露天風呂はいいですね。


 ●ナイタイ高原牧場 8:10〜8:40  ↓車で61km

ナイタイ高原牧場の看板  日本一広い高原牧場「ナイタイ高原牧場」。牧場名の看板の左右に記念写真用のトラクター があります。付近の売店では乳製品、ハチミツなどが売られています。

 牧場に来る途中の道には合計約2,500頭もの牛が放牧されているのだそうです。道 中の風景を写真に撮るのも楽しいものです。

ナイタイ高原牧場の風景  空にはヘリが飛んでいます。おそらく肥料を撒いているのでしょう。これだけ広いと経営す るのが大変そうです。

 ここから一望できる十勝平野の眺めは広大で、遠くの山並みに雲がかかっていました。 畑のパッチワークの彩りもなかなかのもの。広いのは素晴らしいですが、その分ここに来るま での距離は長いです。わざわざガソリンを大量消費してまで来るほどでもない気が…。→ ナイタイ高原レストハウス


 ●幸福駅 10:30〜10:45  ↓車で80km

幸福駅の駅舎  一旦、帯広市街を通り抜けて南へと車を走らせます。無料高速道路の終点「幸福IC」で降 りて、今は使われていない「幸福駅」という幸せを呼ぶ観光名所に寄ってみました。

 もともとは「幸震駅」という名前でしたが、福井県からの移住者が多いため「福」の字 をとって「幸福駅」と改名したのだそうです。駅舎には名刺などが沢山貼られています。幸せ になるためのおまじない、なのでしょう。

幸福駅の電車  森と畑に囲まれているので気持ちいいですね。駅舎の先には過去に使用されていた列車が置 かれています。中にはブルーのシートが並んでおり、ゆるやかな空気が流れています。

 売店には幸福駅にちなんだ幸せグッズが沢山売られています。帯広エリアには「愛国 駅」という駅もあるので「愛国から幸福へ」と書かれた商品も…。売店の人が「結婚した人か らのハガキが毎年沢山来るんですよ」とハガキの束を見せてくれました。


 ●ジンギスカン白樺 11:05〜11:45  ↓車で12km

ジンギスカン  北海道といえば羊の肉でジンギスカン。農道が広がる中にある「白樺」という人気店で食べ ました。一家に一台あると言われているジンギスカン用の鉄板、初めて見ました。

 ラム肩ロース460円(奥)とマトン420円(手前)。比べるとどちらもクセのある 食感と味で一長一短ですが、両方とも美味しいです。マトンのほうが臭みがあるらしいのです が…よくよく味わうとタレに臭みがあって好きじゃなかったのでタレ無しで食べました。とう きびご飯もGOOD。


 ●思いやりファーム 11:55〜12:00  ↓車で9km

思いやりファーム  女性従業員の多いレディースファームで、牧場のトレードマークが「雌牛が牛乳瓶を持った ピンク色のマーク」なのが特徴的です。

 草を食べている牛を見ることができます。暑さ対策として扇風機が幾つも付けられてい ました。営業所内で牛乳やソフトクリームを食べることができますが、特に見所が無いのが残 念です。十勝エリアは観光牧場自体が少ないみたいです。


 ●花畑牧場 12:25〜12:55  ↓車で15km

花畑牧場の売店  帯広でも観光農場として観光客を受け入れているのがこの花畑牧場。後から知ったのですが 、芸能人の田中義剛が経営している牧場なのだとか。

 店内では生キャラメルを始めとした乳製品のお土産を扱っています。ソフトクリームな ども売っています。店の外には木の椅子とテーブルが沢山あるので、賑やかながらもゆったり とくつろぐことができます。

花畑牧場の工場  道路の向かい側には牧場と乳製品工場があります。売店まで臭いが来ないよう配慮して道路 を挟んでいるのでしょうか。牧場では珍しい色の豚がおり、他にも馬や牛などが飼われていま す。

 工場は小さいものですが、建物の窓から加工場を覗くことができます。写真は生キャラ メルの製造。手で加工、袋詰め、水につけて冷やす、などの工程を経ているみたいです。


 ●半田ファーム 13:20〜14:30  ↓車で24km

半田ファーム建物  主にチーズ製品の加工、販売を得意としている牧場。チモシー、オチャード、ルーサンとい う、この牧場で開発されたチーズがあります。→ 半田ファーム

 枕木で作られた大きな階段を上って2階のドアから店内に入ると、ウッディーな雰囲気 のティールームが広がります。搾りたて牛乳、自家製のチーズ、天然酵母パン、チーズケーキ などをカフェで楽しめます。カウンター席で店主のおばちゃんと話しつつ、チーズを購入。

半田ファーム広場  外には緑の芝生に覆われた広場と枕木で作ったデッキがあり、ソフトクリームの売店が併設 されています。ウッドベンチに座り、先ほど購入したチーズを食べながらゆったり。

 牧場内にはウサギやロバといった他の牧場では見られない動物がいることもあり、手で 触ることができます。子供を遊ばせて大人はカフェ、なんてのもアリかな。土が柔らかいのも この牧場の特徴です。


 ●ばんえい十勝(帯広競馬場) 15:50〜17:50  ↓車で63km

ばんえい競馬のパネル  一時期は廃止になりかけたものの、帯広でのみ存続されている「ばんえい競馬」。もともと は北海道の開拓時代に、物を引くことを目的に改良された「ばん馬」を娯楽として競技化した ものがばんえい競馬のルーツです。

 2階建ての館内には馬券販売機、払い戻し機、モニター、フードコーナー、お土産屋が あります。左写真は等身大パネルで、JRAの競走馬と比べて胴が長くて馬体重が約2倍の8 00〜1,000kgもあります。

ばんえい競馬  2箇所の障害(坂)が設置された全長200mの砂コースでレースが行われます。重さ50 0kg以上もある「そり」をひきながら坂を登るのだから大変。坂の手前でひと呼吸してから 一気に登り切る姿をグッと応援しながら見守ります。

 外のパドックなどを鑑賞しつつ3レース楽しんできました。合計2,000円の馬券を 購入し、押さえで買った複勝のみが当たり600円キャッシュバック。8〜10頭が出走しま すが、当てるのはなかなか難しいですね。


 ●六花亭・帯広本店 18:20〜18:55  ↓車で3km

六花亭本店  マルセイバターサンドで有名な六花亭の本店。帯広の一等地であるアーケード街にも関わら ず、広い店内と駐車場10台ほどのスペースを構える大資本です。

 六花亭の有名なお菓子が色々あります。冷凍モノや少数パッケージなど、ここでしか買 えないものも。無料のコーヒーがあり購入したお菓子を開けてその場で食べることもできます が、立ち席でくつろぐスペースが無いのがちょっと残念。本店ではなく西3条店にも限定商品 があるみたいです。


 ●帯広「はげ天」本店 19:00〜19:25  ↓徒歩

はげ天の豚丼  帯広の名物といえば「豚丼」。ロース肉を軽く焦げ目がつく程度に焼いて、特製の甘辛いタ レで締める本格的な丼物。

 1934年創業当時から豚丼を提供していたという老舗「はげ天」で食べました。居酒 屋の雰囲気ですが一人客だと入りづらい気がします。道内産の特上霜降りロースを使用してい るだけあり、薄いながらもサシの入ったやわらかい肉です。網焼きの風味にコショウ、そして タレ(焼き鳥のタレに近い味)が香ばしく食欲をそそります。

 肉汁と合わさったタレがご飯に染みていて、それがまた美味しいです。950円。


 ●豊頃町のセイコーマート 20:30〜翌2:30  ↓車で36km

 帯広から東へと向かい、国道38号沿いにあるコンビニで一眠り。
 24H営業ではないので、翌2:30にはコンビニが閉まっていました。
 駐車場に閉じ込められることは無かったのでそのまま出発。


 6月29日(日)

 最終日は釧路空港から東京へと戻るだけです。


 ●道の駅・しらぬか恋問 4:30〜8:20  ↓車で84km

釧路の海  釧路の西にある海沿いの道の駅で再度、一眠り。

 ここの道の駅は駐車場も広くて太平洋を眺めることもできるという人気のある場所。車 中泊の人たちが沢山おり、キャンピングカーも数台止まっていました。

 お昼になれば帯広名物豚丼のお店などが開くようです。

素うどん  この道の駅には24H営業のローソンが併設されています。しかもカウンター7席のフー ドコートまであるという、本州ではなかなか見られない特殊形態のローソンです。

 温かけうどん250円をオーダー。他にも肉うどん450円など多少のトッピングもあ りますが基本はうどんのみを提供するフードコートです。味は普通といえば普通ですが、やわ らかく温かいダシのとれたつゆと柔らかい麺は不満なし。


 ●ニッポンレンタカー釧路空港前 8:40〜9:00  ↓車で13km

 9:00までに返却するという予約通り、時間前に営業所へ到着。

 今回の走行距離2,472kmと明細に書いてありました。
 いやぁ、北海道の大きさを改めて痛感しました。


 ●たんちょう釧路空港 9:05〜11:05  ↓車で1km(送迎)

釧路空港  空港までは歩いて行ける距離ですが、レンタカーの従業員が送迎してくれました。接客も良 いですし、サービスが行き届いているというのは素晴らしいものです。

 3階建ての空港で1階は各種受付、2階はお土産屋とカフェ、3階はレストランになっ ています。お土産屋には六花亭のお菓子やお酒など豊富に揃っているので、ここでお土産を買 ってもよかったかな。

 2階の窓から外の写真を撮ってみました。ボス、お疲れ様です。


 ●羽田空港 12:30〜12:45  ↓飛行機

 東京に戻った瞬間、ジメジメとした梅雨の気候に不快感が出ました。
 寒いのは欠点だと捉えられがちな北海道ですが、空気の綺麗さや適切な湿度という
 のは北海道の長所ですね。

 そういえば1年半前と比べて空港の利用方法が変わっていました。
 手荷物1個が必須になりましたし、東京モノレール快速なんて前は無かったような
 気がします。チケットが2次元バーコードになったのも特徴的です。

 今回は渋滞が予測されたのでリムジンバスを使用せず電車で帰りました。
 14:30頃到着。長旅の疲れをとって翌日の仕事ができそうです。



 起伏に富んだ丘を持つ美瑛が一番いい景色で、富良野のラベンダー畑や十勝帯広の広大 な牧場にも癒されました。

 十勝エリアは各観光地間の移動が大変でしたが、美瑛と富良野は観光地が密集している ので見所を沢山巡れるのが利点ですね。

 ずっと晴天が続いて、いい気分で観光できました。総走行距離2,472kmと大幅移 動になりましたが、いい景色を堪能できたのが思い出です。

 今回の旅行も「ANA SKY WEB TOUR」を利用しました。「旅作」という飛行機、宿泊、 オプションを自由に組み合わせるプランにしたので、往復の飛行機代、初日の釧路宿泊ホテル 、7日半のレンタカー代で63,700円と格安で移動手段を賄えました。


 大雪山、層雲峡の四季を通した情報を掲載。→ これきて大雪

 美瑛の各種観光情報はこちら。→ 社団法人美瑛町観光協会

 美瑛の写真が沢山あります。→ 私的美瑛旅行論