セシモ旅行記 〜目指せ47都道府県踏破〜

国内旅行の旅行記を掲載しています。
管理人多忙のため、今後の更新予定はありません。

  埼玉〜彩の花とスローフード

 近場ながら行ったことが殆ど無い埼玉を、今回は徹底的に観光しました。


 11月1日(土)

 自宅(寮)を朝7:10に出発し、国道16号で埼玉県の入間方面を目指します。

 朝は道路も比較的空いていて快適です。


 ●サンクス・飯能バイパス店 8:15〜8:20  ↓車で34km

 朝ご飯を食べていなかったので、お菓子「さつまりこ」を購入。


 ●奥村茶屋(正丸峠) 9:15〜9:35  ↓車で34km

奥村茶屋  入間から北西へと伸びる国道299号を走っていき、途中で正丸峠に寄りました。国道29 9号の正丸トンネルが開通してからは寂れた旧道になってしまいましたが、峠には一軒だけ茶 屋があります。

 正丸峠といえば頭文字Dで秋山渉のハチロクレビンとバトルした場所として有名で、茶 屋の中にも頭文字Dのコミックが置いてありました。

奥村茶屋のおしるこ  奥村茶屋でおしるこを勧められたのでオーダーしましたが、なんと600円でしかも小さな 餅がたった2個。味は悪くないんだけど量が…。

 やっぱりこんな走るのさえ危険な旧道に来る人が少ないから単価が高くなってしまう のでしょうか。そのうち潰れそうな勢いです。

正丸峠の展望  茶屋の外からでも中からでも、東京を一望することができます。左右交互に織り成す山々と 奥にそびえるビル群が都会らしさを見せています。

 店のオバちゃんに紅葉の時期を聞いてみたところ、埼玉は県民の日である11月14日 あたりにピークを迎えるとのこと。正丸は紅葉とは程遠く、色づくのはもっと後だそうです。


 ●ループ橋 10:50〜10:55  ↓車で40km

ループ橋  秩父で左折して国道140号を走っていくと、滝沢ダムの手前にループ橋があります。高低 差のある滝沢ダムをのぼるために、上り坂を螺旋状にしているのです。

 走行中は滝沢ダムが見えて、途中の小さなパーキングからはループ橋と遠くの山々を見 渡すことができます。


 ●滝沢ダム 11:00〜11:05  ↓車で2km

滝沢ダム  ダムの上流側(湖になっている側)にもパーキングがあり、静かなダムの湖面を見ながら休 憩できます。湖が緑なのは水が汚れているからなのか、それとも山の緑が湖面に映っているか らなのか…。

 日当たりもよくて、のどかな場所です。


 ●中津川渓流釣場 11:25〜11:40  ↓車で14km

中津川渓流  紅葉で有名な中津峡を一旦通り過ぎて、先まで行ってみました。「紅葉まつり」の幟が幾つも 立っていたので期待していたんですが、小さなイベントが一日一回ほど用意されていただけで した。

 森林科学館という入場無料の施設があったんで覗いてみましたが、これも地元学生の手 作りの展示のようなものが幾つか並べられていただけで期待ほどではなかったです。


 ●中津峡 11:45〜11:50  ↓車で4km

中津峡  奥秩父エリアにおける紅葉スポットといえばココ。道路と川が流れる渓谷で、道路沿いをハ イキングしながら紅葉を楽しんでいる方が沢山いました。

 もちろん車を道路沿いに止めて景色を楽しむ人も一杯いて、秋の観光地らしさが出てい ます。孤立した木が一本あり、日当たりが良いゆえ赤く色付いていました。


 ●秩父味噌会(中津峡) 11:50〜12:05  ↓車で0km

秩父味噌会の外観  観光シーズンだというのに、店が殆ど出てないのが珍しいですね。道路沿いをずっと走りま したが、売店が一軒しかありませんでした。

 店からの紅葉はそれほどでもないです。中津峡は紅葉の時期が他よりも早いんですが 、それでも時期的にはもう少し後なのかもしれません。

秩父味噌会の店内  一つの囲炉裏を囲んで、立ち寄り客が軽食を食べています。なんかいい雰囲気が出ています ね。

 中央にある鍋は、奥秩父名物の「しし汁」。要はイノシシの肉を使った豚汁です。私は 食べませんでしたが、周囲からは「美味しい」の声が聞こえました。

秩父味噌会のこんにゃく  味噌こんにゃくを食べました。比較的甘めな味噌をつけたこんにゃくが2本で200円。お 昼前なので、これくらいがちょうどいい。

 こんにゃく自体が甘めで美味しい上に味噌の味わいがプラスされていて、美味しくいた だけました。


 ●道の駅・秩父 13:05〜13:10  ↓車で36km

道の駅・秩父  本当は奥秩父にある三峯神社にも寄りたかったんですが時間がないので通り過ぎ、秩父駅付 近まで戻ってきました。

 秩父鉄道の秩父駅近くにある道の駅に立ち寄りました。建物の形がユニークです。秩父 ならではの物産が売られており、秩父名物の「くるみそば」などを食べられるイートインもあ ります。


 ●羊山公園 13:40〜14:00  ↓徒歩で2km

羊山公園1  初夏には芝桜の名所として秩父の観光スポットになっている羊山公園。季節外れではありま すが、散策してみることにしました。

 羊山公園に入るための道がよくわからなくて迷ってしまいましたが、色々と歩いている うちになんとか到着。しかし公園内でも芝桜の丘が見つからず歩きまわりました。

羊山公園2  公園内からテニスコート、菖蒲の畑を経て、芝桜の丘にたどり着きました。北海道のような 丘にはほど遠いですが、緑で一面敷き詰められた丘というのはやはり和みます。

 すべて緑になってしまったかと思いきや、ところどころにポツポツと芝桜が咲いていま す。

羊山公園3  近くから接写。美しい花ですね。

 紫の花、ピンクの花、オレンジの花がそれぞれありました。これらの花もやがて枯れて 、次の夏をまた迎えるのです。

 さすがにこれだけのために羊山公園に来るのは損な気がします。やはり芝桜の季節に来 てみたいものです。


 ●道の駅・秩父 14:15〜14:20  ↓徒歩で1.5km

 帰りは県道11号のほうへ出てから道の駅へと戻りました。
 県道11号からのほうが道がわかりやすくて近道です。


 ●やなぎや 14:25〜14:50  ↓車で2km

くるみそば  秩父エリアの蕎麦屋なら大抵食べさせてくれるのが秩父名物「くるみそば」。普通のめんつ ゆではなく「くるみ」を使用しためんつゆで、見た目はゴマだれのように黄土色をしています が味はダシのきいためんつゆの味わいです。

 蕎麦単体はそれほど風味が無いように思えますが、このくるみ汁につけて食べると実に うまい。最後にそば湯で割ってダシの良さを楽しめます。大盛そば+くるみ汁で850円。


 ●長瀞駅 15:20〜15:40  ↓車で13km

長瀞駅  秩父から国道140号を北上すると、川下りで有名な長瀞(ながとろ)に着きます。

 駅近くにはライン下りの受付所が2箇所ほどあったものの、予約客で一杯とのこと。仕 方なく散策だけにしておきました。

長瀞のお土産屋  駅から川のある渓谷まで歩いていく途中には売店が数軒あって賑わいを見せています。お菓 子を焼くいい匂いがする一方で魚が売られているなど、統一感の無さが逆に好感持てます。

 埼玉の日本酒やワインも売られていました。


 ●岩畳(長瀞) 15:45〜16:10  ↓徒歩で500m

岩畳1  売店群の先には、渓谷が待っています。ゆったり流れる川と起伏のある岩々、そして色づく 木々に涼しさを感じます。やはり長瀞も紅葉の時期には少し早いようです。

 屋台が3軒ほど出ており、甘酒や魚が売られていました。

岩畳2  岩畳に登って川を見下ろすと、時折ライン下りの船が通っていきます。紅葉の渓谷を流れる 船とは、風流なものです。

 岩畳は急な崖になっている部分もありますが危険ではなく、ピョンピョンと岩を飛び超 えながら散策していくのは楽しいものです。


 ●宝登山神社 16:20〜16:25  ↓車で1km

宝登山神社  長瀞駅の南側には岩畳がありますが、北側にもまた宝登山神社、旧新井家住宅といった名所 があります。特に目立った観光スポットではないゆえ、落ち着きのある観光ができます。

 宝登山(ほどさん)神社は、字のとおり「宝の山に登る」として縁起の良い神社とされ ていて、災難から逃れるためにお参りをする神社なのだそうです。


 ●城峯公園 17:20〜18:05  ↓車で33km

城峯公園の冬桜1  長瀞から北西の峠道を越えた先にある城峯公園。神流湖を経た奥地にあって車で行くにして も遠い立地にあるのですが「冬桜」の名所として秋でも桜色の木々を見ることができる珍しい 公園です。

 公園の手前には風流な旅館が一軒あり、そこの宿泊客が立ち寄るようです。公園内には 売店がありライトアップがされていますが、物寂しくも風流な雰囲気に包まれています。

城峯公園の冬桜2  場所としては狭いエリアに冬桜の木が幾つか咲いているだけではありますが、それでも桜色 の花々が咲く木が密集していて艶やかです。

 寒さが到来する秋を彩る冬桜の美しさ。遠くまで苦労して来て良かったと思わせてくれ ます。白やピンクの花々が木の枝に咲き乱れています。


 ●寄居 18:45  ↓車で32km

 帰りは北回りの国道254号で、関越・本庄児玉ICで知られる児玉を経由。
 寄居で「埼玉県立・川の博物館」に寄る予定でしたが、すでに時間外です。
 さらに小川町を経由して、東松山へと向かいます。


 ●楽しい広場(東松山) 20:00〜20:05  ↓車で31km

東松山のゲーセン  東松山より少し南にある国道254号沿いのゲームセンターに到着。

 ビリヤード等や軽食等も扱っているどこにでもあるようなゲームセンターではあります が、少しガラの悪い客がいます。

 ここから徒歩で東松山駅まで行くことにしました。


 ●東松山駅 20:25〜20:40  ↓徒歩1.5km

東松山駅  国道407号を経て東松山駅に到着。駅まで来る道に幾つか「東松山やきとり」の居酒屋が ありました。

 駅は近代的とも言える新しい建物で、それほど規模を拡張するようには見えないものの 駅前再開発の途中として大きく駅前敷地を確保してありました。


 ●ぼたん通り・やきとり屋「鉄人」 20:40〜21:55

東松山やきとり1  駅の右手に居酒屋のストリートがありました。やはりガラの悪い青年が多くたむろしている のですが絡まれるようなことはなく、10軒以上ある色々な居酒屋の中から屋台風のお店を選 んで入ってみました。

 鉄人と書かれた暖簾をくぐり、わずか3席のカウンターに座りました。あとは小テーブ ル2つの小さな店で、焼き鳥屋さんとして持ち帰りもやっています。

東松山やきとり・鉄人  あまり愛嬌のいいとは言えないオバちゃんですが、焼き鳥を1本ずつ皿に乗せて順々に出し てくれるという配慮をしてくれます。

 最初にかしら(頭)が出てきました。メチャクチャうまいというわけではないですが、 屋台っぽい定番の味がします。お酒は日本酒「大関」です。

東松山やきとり2  東松山やきとりは豚肉を使うのが特徴です。明確に覚えていませんが、かしら、レバー、タ ンが豚肉で、それ以外は従来の鶏肉を使っているとのこと。店によって違うようですが。

 左からレバー、テッポウ、つくね、タン。豚肉だと身が若干硬いですね。つくねが甘く て美味しいです。備え付けの辛味噌をつけて食べるのも東松山やきとり由来の文化です。

東松山やきとり3  左から手羽先、ねぎま、なんこつ。手羽先は適度な身に肉汁が染み込んでおり、軽く焦げ目 がついた風味のある味わい。なんこつは意外と小さな形をしていますがカリカリと軟骨の食感 が健在です。

 東松山やきとりの特徴の一つでしょうか、ねぎまのネギが甘くて美味しいです。肉の味 を引き立てるアクセントにもなっています。


 ●楽しい広場(東松山) 22:15〜翌5:45  ↓徒歩1.5km

 ゲームセンターに戻り、軽く遊んでから車の中で寝ることにしました。
 軽く冷えてくる季節、布団をかけて寝ました。


 11月2日(日)

 2日目は埼玉の北側から時計回りに観光をして、南西の草加を目指します。


 ●セブンイレブン熊谷久保島店 6:15〜6:55  ↓車で20km

埼玉カップ麺  国道407号を北上し、熊谷駅の立体道路を越えてから左折して国道17号(中山道)を走 ります。途中の国道17号Y字分岐点にあるセブンイレブンで朝食を購入。

 埼玉のセブンで大抵並んでいる、埼玉限定カップ麺。白岡に店を構える「もちもちの木 」のカップ麺バージョンです。かつお節を大量に使用した和風スープと、もちもちとした食感 の麺はカップ麺の領域を超えています。298円。


 ●深谷駅 7:15  ↓車で10km

深谷駅  東京近郊で良質の粘土を採取できる土地としてレンガ工場が建てられたことにより「レンガ の町」と呼ばれるようになった深谷駅。東京駅など日本の多くの西洋式近代建築物に深谷のレ ンガが使われているのだそうです。

 深谷駅もそのレンガで造られたもので、建物は東京駅のデザインと建築方式を参考に建 てられたものです。見ていて味のある建物ですね。


 ●深谷グリーンパーク 7:30〜8:30  ↓車で5km

深谷グリーンパーク  入園無料の公園で、フリスビーやらキャッチボールやらを楽しむには格好の広場があります 。

 公園内のほんの一角ですが、花畑があります。春はチューリップ、夏はユリが楽しめる ようですが、秋はなんといってもコスモスが綺麗です。わざわざ遠方から見にくるほどでもな いですが、近くに立ち寄ったときは花の香りと景色を楽しみに来るのもいいかもしれません。


 ●シノン洋菓子店 9:10  ↓車で13km

 夏は猛暑にさらされる熊谷市、そんな夏を乗り越えようと考案された「雪くま」。
 九州の「白くま」と似ているかき氷を考案し2006年から名物になっています。
 それを目当てに寄ってみたのですが、今の時期は販売していないとのこと。残念。


 ●星渓園 9:30〜9:45  ↓車で6km

熊谷の星渓園  熊谷駅の近くにある日本庭園。と言っても小さなもので、これもわざわざ遠方から訪れるに 及ばない場所です。

 それでも和の造りをした庵は風流なもので、その奥にある回遊式の庭園は緑が生い茂り 暗いながらも都会のオアシスとして癒されます。茶席や歌会なども定期的に開かれるようです 。


 ●道の駅・めぬま 10:00〜10:05  ↓車で9km

 ここだったら熊谷名物「雪くま」がまだ置いてあると思いましたがNGでした。
 基本的にシロップが手作りなため、使い果たした秋頃には終わるらしいです。
 9月中までは熊谷市の協定で置かなければいけないという決まりなのですが、
 10月になると大抵の店で販売終了してしまう、と店の人が教えてくれました。


 ●八木橋デパート 10:30〜10:55  ↓車で9km

八木橋デパート  熊谷市民にとっては当たり前の存在であり三越と同等だと信じてやまない八木橋デパート。 先ほどの星渓園の近くにあります。

 デパ地下で秩父ワインが売られていたので購入。地下だけでなく1階にも贈り物用のお 菓子屋が幾つもあります。


 ●イエローハット行田店 11:15〜11:45  ↓車で8km

イエローハット  調子が悪かったウインカーがとうとう全く点滅しなくなってしまいました。仕方なく手信号 で右左折をしつつイエローハットで点検してもらいました。

 ウインカーリレーが原因だそうですが、部品は車種によって異なるということで替えの 部品は置いていないとのこと。しばらくこの状態で走ることになりそうです。


 ●ヤオコー行田藤原店 12:10〜12:25  ↓車で6km

しろくま  どうしても雪くまが食べたかったので、仕方なくアイスコーナーの白くまで代替。これって かき氷じゃなくバニラアイスだけど…。

 この季節でも熊谷、行田エリアは暑いです。アイスがよりうまく感じます。ちなみにヤ オコーは埼玉に店舗を多く持つスーパーです。


 ●たじま 12:35〜13:00  ↓車で2km

たじまのフライ  行田名物「フライ」の食べられるお店。裏道にある乾物屋のお店ながら店内にテーブルが あり飲食店兼となっています。

 フライというのは小麦粉に豚肉、ネギを入れて焼いたもの。見た目はお好み焼きに似て いますが、実際食べてみると味が薄くて若干美味しさに欠けます。もしかすると「卵あり」で 作ってもらったほうが美味しいのかも。450円で直径22cmくらいの大きさで出てくるの でお腹的には満足でした。


 ●小亀 13:25〜13:55  ↓車で12km

小亀のうどん  さらに昼食。加須(かぞ)の名物になっている手作りのうどんを食べました。

 冷汁うどん540円。自家製の麺、つゆには秩父の源流水を使用しているとのこと。 つゆは、しその味わいを含んだごまダレです。シャキシャキのキュウリを乗せているあたり、 宮崎県の冷汁を参考としてうどんバージョンに昇華したメニューなのでしょう。それと柔らか くコシがあってメチャクチャ長い麺は箸で何回も巻きながら食べる必要があります。


 ●總願寺 14:00〜14:20  ↓車で1km

總願寺  不動ヶ丘不動尊とも呼ばれて古くから加須で信仰されているお寺が總願寺(そうがんじ)で す。先ほどのうどんも、参拝客をもてなす食事として考案されたものなのです。

 特に見所が無さそうな地方都市のお寺で、敷地も少し狭いものです。中央の鐘が堂々と 佇んでいます。20人くらい地元の人が遊んでいました。

總願寺の和菓子店  總願寺のすぐ近くにある青木屋本店という和菓子屋さんに寄ってみました。

 埼玉の代表銘菓である五家宝(ごかぼう)を一つ試食させてくれました。その他にも色 々なお菓子が並べられていました。栗まんじゅうを一つ購入し、次の観光地へと進みます。


 ●鷲宮神社 14:35〜15:05  ↓車で10km

鷲宮神社1  加須から南東へ少し進むと鷲宮(わしのみや)があります。見所といえば、最近のアニメ「 らき☆すた」の舞台として有名になった鷲宮神社でしょうか。もともと関東最古の大社として 有名な神社だったようです。

 入り口の大鳥居をくぐった先の石畳に沿って屋台が2〜3軒出ており、その先は広くて 参拝客で賑わう本殿があります。ちょうど七五三の時期で沢山の親子がいました。

鷲宮神社2  沢山飾られている絵馬の中には、こんなものも。「らき☆すた」に登場する「柊つかさ」だ ったかな?

 アニメに登場する土地を巡る「聖地巡礼」などと言ってここを訪れる人も増えてきてい るのだとか。駐車場に10人くらい集結していたのがそれっぽいです。

鷲宮神社3  神社用の無料駐車場は裕に50台くらい止められるという、これまた規模の大きさを物語る もの。そして駐車場にはアニメオタクとしてのペイントシールを施した「痛車」と呼ばれる車 が数台駐車してあります。

 しかし、痛車もどうしてか心くすぐるスポーツカーなんですよね、嬉しいです。写真は フェアレディZ。他にもシルエイティ(ほぼ間違いなく事故車)があったのには驚きでした。

鷲宮神社4  神社の入り口のすぐそばには大西茶屋という軽食の茶屋があります。「らき☆すた」の登場 キャラをメニュー名にしています。お腹がすいていないのと少々高いこともあって寄りません でした。

 ほんの少し歩くと、これまた個人商店の乾物屋で「らき☆すた煎餅」が売られています 。それと並んで「らき☆すた日本酒」が置いてあったので、つい購入。


 ●埼玉マツダ鷲宮店 14:35〜15:05  ↓車で6km

 なんとディーラー発見、ということでウィンカーリレーの在庫を確認。
 しかし、即答で「ありません」と言われてしまいました。
 ディーラーに常時保管しているような部品ではない模様。


 ●新しい村 16:25〜16:50  ↓車で20km

新しい村  久喜IC、久喜駅付近を通り過ぎ、宮代町にある東武動物公園のすぐ近くにある「新しい村 」に寄ってみました。

 道の駅みたいな地元物産が売られている店があり、付近に公園があるだけなんですが。 特に入場料も駐車料金も取られないですし東武動物公園渋滞にも巻き込まれにくいので気軽に 立ち寄ることができます。

東武動物公園付近  東武動物公園の入場ゲートから歩いて5分ほどの距離にあります。入場ゲートには遊び終わ って帰る客でガヤガヤしていました。

 左写真は新しい村の駐車場から見る、東武動物公園の木製ジェットコースター「レジー ナ」。キャーッと声が聞こえてきます。さらに2008年春には新しいジェットコースターが 登場したようです。


 ●埼玉マツダ春日部店 17:35〜17:50  ↓車で10km

 国道4号の春日部付近で再び埼玉マツダを発見。
 もしかしたらと薄い期待でラストチャレンジで寄ってみましたがNGでした。
 たまたま向かいにあるAOKIが新装開店で、欲しい服を半額でGET。


 ●高瀬煎餅店(草加) 18:45〜18:55  ↓車で18km

高瀬の草加せんべい  国道4号をさらに南下し、越谷、外環自動車道を過ぎて草加に到着。草加せんべいで有名な 草加です。

 草加駅から松原団地駅に向かって県道3号を歩いていくと、草加せんべいの老舗が数軒 並んでいます。高瀬煎餅店というお店で、店員オススメの「醤油せんべい堅焼」をお土産とし て購入しました。6枚で315円。


 ●草加松原 19:00〜20:00  ↓徒歩0.5km

草加松原1  さらに県道3号を北上すると、旧日光街道の綾瀬川沿いに松の並木が続く憩いの景色に出会 うことができます。右に川、左に松の木、それぞれが並行に真っ直ぐ1kmほど続きます。歩 道橋がアーチ橋になっており景観を崩していないのが見事。

 運のいいことにこの3連休は「草加ふささら祭り」として並木道沿いの左右に屋台がズ ラリと並んでいて、約1kmほどを明るく照らしていました。

草加松原2  松の並木は歩行者だけが歩けるスペースとなっており、並木と並行に伸びる県道3号とは低 い石の壁で隔たれています。この石の上に座って屋台のやきそばを食べたりなんて、なかなか お祭り風情があります。

 この付近は松原団地として高層住宅が立ち並んでいて昼の景色はそれほど良くなさそう ですが、夜はマンションの灯りがライトアップのようで光輝く町といった感じでしょうか。

屋台のやきそば  屋台に並んでいるもので、その祭りの質がわかるような気がします。焼きそば400円を購 入しましたが、錦糸玉子が乗っていてパックにはみ出るくらいの量が盛られていました。

 お昼であれば広場で地域限定セールや出し物があるようですが、夜の時間帯はすでに照 明の落ちたイベント会場が残っているだけでした。残念。

屋台のチョコバナナ  やはり最近のチョコバナナは豪華です。なんとアイスクリーム用のコーンを使用したチョコ バナナがありました。

 バナナにチョコをコーティングし生クリームで埋めて、さらにみかんとさくらんぼを乗 せてレインボーチョコを振りかけています。これで300円だったかな?コーンの中にまでバ ナナが詰め込まれています。果物があると味がクドくなくて最後まで飽きずに食べられます ね。


 ●道の駅・川口あんぎょう 20:15〜23:50  ↓車で5km

 外環自動車道の下道となる国道298号沿いに道の駅がありました。
 ここで寝ることにしたのですが、なかなか寝られないのでまた出発。


 ●麺匠むさし坊(武蔵浦和) 翌0:15〜翌1:05  ↓車で12km

麺匠むさし坊  浦和にゃ7つの駅がある♪…の一つである武蔵浦和駅の近くにラーメン屋「麺匠むさし坊」 があります。

 とんこつラーメンをベースにした担々麺が一番人気。化学調味料無添加ゆえ味の薄さを 感じるスープですが、そこに辛い味わいと挽き肉が加わることで優しくも味わいのあるラーメ ンになります。すりおろしたゴマをかけると風味が増します。

ラーメンアカデミー  武蔵浦和にはラーメンアカデミーというフードパークがあります。さすがにこの時間帯は閉 まっていますが…次回はぜひここも来てみたいものです。

 他にも京浜東北線、埼京線が並行に走る浦和、大宮エリアにはハイレベルなラーメン屋 が沢山あります。


 ●ファミリーマート(ふじみ野) 翌1:25〜翌6:05  ↓車で12km

 国道463号で過密な浦和エリアから過疎な富士見市へと入ります。
 富士見川越道路入り口の近くにあるファミリーマートで寝ました。


 11月3日(月)

 最終日の3日目。まずは温泉でリフレッシュしてから川越を目指します。


 ●セブンイレブン川越古市場店 6:45〜7:55  ↓車で18km

埼玉カップ麺  有料道路「富士見川越道路」の延長先にある一般道路にあるセブンイレブンで朝食。

 昨日と同じく埼玉限定カップ麺を購入。今回は新座に店を構える「ぜんや」のカップ麺 バージョンを購入。ホウレン草を具にしたカップ麺というのも珍しくていいのですが、塩ラー メンとしてスープの油が多すぎでしょっぱさもキツイです。麺は昨日と同じく、もちもちして います。


 ●小江戸はつかり温泉 7:55〜8:50  ↓車で1km

小江戸はつかり温泉  富士見川越道路沿いにある日帰り温泉施設。食事処があり、温泉もぬる湯とあつ湯、テレビ を見ながら浸る湯もあり。

 露天風呂が変わっています。「ざぶ〜んの湯」と言うのですが、5分に一回ほど樽から 大量の水が落ちてきて滝のように轟音と水しぶきが飛び散ります。鹿おどしの原理で、少量の 水を樽に溜めていくと重さで樽がひっくり返るという仕組みになっています。


 ●ベルク(川越市駅付近) 9:15〜9:25  ↓車で11km

 スーパーで飲み物を購入し、近くのコインパーキングに駐車。
 徒歩で川越をゆっくり楽しみます。


 ●成田山川越別院 9:50〜9:55  ↓徒歩1.3km

成田山川越別院  千葉にある成田山新勝寺の別院で、家内安全、商売繁盛などの祈願を受け付けています。1 1月の火渡り祭が有名なのだとか。

 院内は広いのですが、駐車場と化しています。大抵の人は喜多院に行くためにここを通 るという、ついで感覚で寄るお寺になっています。


 ●喜多院 10:00〜10:30  ↓徒歩0.2km

喜多院1  成田山川越別院から細道を通り、喜多院へ。途中には川越でも数店舗を持つお菓子の老舗「 亀屋」や、一番街通りにも店を持つ茶そば「寿庵」があります。

 川越めぐりの定番となっている喜多院。境内は歩き回れるくらいの適度な広さを持って います。こちらもちょうど七五三ということで屋台が出ているなど、涼しげながら賑わいを見 せていました。

喜多院2  慈覚大師が830年に創建したという歴史のある寺院で、境内には数多くの重要文化財が建 てられています。左写真の建物の奥にある沢山の仏像が並ぶ「五百羅漢」も重要文化財の一つ です。

 旧江戸城御殿の建物内に入るときのみ有料となっています。

喜多院3  ちょうど菊の花の時期ということで、境内の一角で「小江戸川越菊まつり」という展示が開 催されていました。

 地元の方が大切に育てた花を出品しており、小奇麗なアートとして菊を鑑賞することが できます。鉢植え型、ドーム型、舟型など、色々な形で飾られているので見ていて飽きがこな いです。販売もしていましたが、買うほどの興味は無いです…。


 ●川越城本丸御殿 10:30  ↓徒歩1.2km

川越城本丸御殿  民家裏の細道を歩き、川越城本丸御殿に到着。すぐ近くの初雁球場で地元民の野球試合が開 催されていました。

 上杉、太田、松平といった由緒ある血筋により築かれた川越城。銅版が使われている玄 関の構えは横に広くてどっしりとしています。工事中なのか、立入禁止になっていました。城 の敷地の面影は無く、周囲は一軒家の路地になっています。


 ●川越まつり会館入口 10:45  ↓徒歩1.1km

川越まつり会館  川越城本丸御殿から西へと歩きます。川越市立博物館、美術館、市役所を経た先に蔵造りの 町並みが見えて、ひとまず町並みには寄らず川越まつり会館の方へと歩きます。

 川越まつり会館の中には入りませんでしたが、壁に書かれてある山車の絵を見ると先日 の川越まつりの喧騒が思い出されます。規模もそれなりにある歴史的なお祭りです。


 ●菓子屋横丁 10:50〜11:00  ↓徒歩0.1km

菓子屋横丁  川越まつり会館のすぐ西にある、駄菓子や川越銘菓を販売する横丁。特に川越名産のさつま 芋を使用したお菓子が袋売りで並べられている様子は、下町の情緒感じる温かい風景です。

 お土産になるお菓子もあれば、その場で食べるのが楽しいファーストフード的な芋菓子 、団子もあります。所狭しと客で賑わう小江戸の情景の一つとして、なかなか味のある横丁で す。


 ●蔵造りの町並み(一番街通り) 11:05〜  ↓徒歩0.1km

蔵造りの町並み  川越で一番情緒のある場所がこの「蔵造りの町並み」。左右に蔵を利用したお店が500m ほど続きます。電線を地下に埋めるという技術により小江戸の景観を保っています。

 ちょうどクラシックバスの走る光景を撮影。人力車も時折見かけることができます。車 の交通量が多いのがネックですね。川越まつりのときは歩行者天国になります。

蔵造りの町並みの店  和紙などを使った小物を売っている店がありました。何気なくこういった店に入り、時間が たつのを忘れてブラブラするのがいいですね。

 色々な店があるのも嬉しいところ。漬物、お菓子、飲食店。熊本の杉養蜂所もあります し、お酒好きなら小江戸ビールもあるので、ツウな人でもお目当ての品が見つかると思います 。


 ●蔵造り資料館 11:10〜11:30  ↓徒歩0.1km

蔵造り資料館1  蔵造りの町並みの一軒を資料館として開示しています。入り口の蔵の玄関をくぐると、その 先には裏庭があります。外の町並みは人が多く狭いので、オアシス的にゆっくりできる場所と していいですね。

 裏庭の先には蔵があり、資料が展示されています。消防車として使用していた手動ポン プ付きの手引き車の実物があります。

蔵造り資料館2  階段が狭くて急な造りになっているので登りにくいです。蔵の二階、和室になっています。

 窓からは裏庭が見えます。普通の一軒家として住める造りになっています。裏庭の風流 な光景に癒される、理想的な生活が送れそうです。

蔵造り資料館3  二階にはもう一部屋あります。比較的広めな部屋ですが物が少なくて閑散としています。資 料館だから当たり前か…。

 鉄格子の窓からは蔵造りの町並み、そして川越のシンボルである時の鐘を見ることがで きます。→ 蔵造り資料館


 ●時の鐘 11:30〜11:35  ↓徒歩0.1km

時の鐘1  川越のシンボルである時の鐘の鐘楼部分は立ち入ることができないものの、鐘の真下をくぐ り奥にある神社らしきところまで入ることはできます。神社と呼べないほど狭苦しいものでは ありますが。

 時の鐘の近くには菓匠右門の銘菓「いも恋」や、川越ビール「COEDO」が売られて おり、個人的に大好きな場所です。


 ●埼玉りそな銀行川越支店 11:40〜11:45  ↓徒歩0.2km

りそな銀行川越  小江戸らしい古い町並みの中に、白い洋館作りの建物があります。大正時代に作られた建物 なだけあり、景観を壊さずに馴染んでいます。

 第八十五銀行本店として改築し営業したのが始まりですが、今は埼玉りそな銀行として 利用されています。埼玉は「りそな」の配下です。


 ●時の鐘 11:50〜12:05  ↓徒歩0.2km

時の鐘2  特定時刻になると鐘楼のごとく棒で鐘をついて音を出します。実際に見てみるとわかります が、人間が手で突いているのではなく機械タイマーで棒を引いて離すことで鐘を突く仕組みに なっています。

 ゴーンと単発で叩かれるのを数回繰り返す、川越の町に時を知らせる鐘なのです。


 ●陶路子 12:15〜12:55  ↓徒歩0.1km

さつまいもミニ懐石  川越名産のさつま芋を使用した軽食、デザートのお店です。そして食事を楽しみたい人向け に「さつまいもミニ懐石」というメニューがあり、これがなかなか凝っています。

 まず食器なんですが「陶舗やまわ」という陶器のお店の中にある食事処であるため、懐 石料理らしい器で料理が並べられます。実際に「陶舗やまわ」で購入できる器もあるので、気 に入ったら買ってみるのもいいですね。


 ・いもカクテル … 運転手なのでオレンジジュースにしてもらいました。
 ・いもコロッケのそうめん揚げ … 素麺を衣とした一口サイズのコロッケ。
 ・いもうどん入りいもグラタン … やわらかいうどんとグラタン。海老乗せ。
 ・いもがらとさつま揚げの煮物 … 芋の茎でしょうか、さつま揚げと相性良。
 ・さつまいもの白あえ … さつま芋らしくない、苦手な和え物。
 ・おさつもちの揚げ出し … もっちりとして美味しい揚げ出し。
 ・さつまおこわ … 栗ご飯に似ていて、ホクホク。こういうのが好き。
 ・香の物 … 漬物系としては受け入れやすい味。梅干がアクセント。
 ・おさつ汁 … 芋を含んでトロッとした汁。なめこが入っています。

さつまいもデザート  味は懐石らしく薄めで上品で、旨みを抑えた控えめな美味しさですが、さつま芋でこれだけ のバリエーションを持たせるという料理人の腕前は見事です。1,890円は少々高め。

 デザートがつきます。芋を含んだムースを凍らせたシャリッとした感触のアイスケーキ 。輪切りで凍らせた芋が乗っかっています。これはなかなか美味しいです。→ 話処 陶路子


 ●ベルク(川越市駅付近) 13:10〜13:15  ↓徒歩1.3km

 コインパーキングに戻り、乗車してからベルクに再び立ち寄ります。
 ここでも川越ビールが購入できるんです。


 ●入間アウトレット駐車場 14:15〜14:20  ↓車で16km

 ただでさえ混雑しがちな国道16号沿いに最近できたアウトレット。
 これのおかげで大渋滞になり、ようやく駐車場に車を止めることができました。


 ●入間市博物館ALIT 15:00〜16:00  ↓徒歩3km

ランエボX  地味ですが入間市博物館に寄ってみました。入間市、所沢市、狭山市の名産となる「狭山茶 」の歴史や茶道具、諸外国のお茶文化といった展示があります。

 期間限定で「入間のものづくり」展示会というのも開催されており、入間にある車の部 品メーカー「JUNAUTO」の部品を使用したランエボXが展示されていました。

入間市博物館の展示  お茶の展示を見るまでに、色々とよくわからない展示を紹介されます。左写真は上り坂を転 がって上っていく鉄球。不思議なものです。

 次のコーナーでは縄文式土器などが置かれています。16号沿いのROUND1を建設 する際に大量出土した土器なのだそうです。逆に弥生式土器は殆ど発掘されなかったところか ら他へ移住してしまったという歴史がわかります。

狭山茶  ここまで来ると殆ど旅の余韻として適当に回っているので、お茶の展示コーナーもサラリと 見飛ばしてしまいました。

 売店で狭山茶を出してくれました。濃厚でコクがあり渋みが少ないのが狭山茶の特徴。 美味しいものです。


 ●三井アウトレットパーク入間 16:20〜17:25  ↓徒歩2km

三井アウトレット入間  2008年4月10日にオープンした入間のアウトレットで早くも大人気。飲食店に行列 が出来るのでお腹がすいた状態で入るのは自殺行為です。

 オシャレな洋服を色々と見つつ、中央ホールで開催されているアマチュアのバンド演奏 を聞き入っていました。広いのですが天井が吹き抜けなので、冬ならずとも今の時期ですでに 肌寒いです。

コールドストーン  巷で噂のコールドストーンクリーマリーのアイスを食べました。ロマンシング・ザ・チーズ ケーキ480円+ワッフルボール60円とアイスにしては激高です。

 チーズケーキ味のアイスにいちご、チョコを入れて、冷たい鉄板(コールドストーン) でグニャグニャに潰してワッフルボールに乗せて出来上がり。店員さんの仕草を見ていて楽し いです。フリーズしかけたいちごがシャリシャリで、アイスもなかなか美味しいです。


 ●寮(八王子市) 18:40到着  ↓車で27km

 入間なんて庭みたいなもので、軽く国道16号を走り寮に到着。
 今回もなかなかいい旅でした。


 埼玉のおみやげ

いも恋  川越では、名産「さつま芋」を使用した銘菓が多く、埼玉を代表するお菓子と言っていいと 思います。

 川越の老舗「菓匠右門」の代表作「いも恋」。モチモチとした皮で包んださつまいもと 餡子。熊本銘菓「いきなりだんご」を彷彿とさせるお菓子です。電子レンジを使用してホクホ クとした状態で食べるのが最高で、つぶあんの甘さと芋の甘さがマッチしています。1個16 0円。

狭山茶ようかん  埼玉の狭山ではお茶が名産。苦味を抑えたコクのある味はなかなかのもので、そのお茶を羊 羹にした「狭山茶ようかん」もまた美味しいもの。

 白餡、寒天、砂糖を使用して羊羹にしています。適度に甘みがありお茶の風味が生きて います。8個入り420円、入間市博物館ALITで販売されています。

五家宝  加須、熊谷など埼玉で歴史のあるお菓子といえば、五家宝(ごかぼう)です。おこし種(米 のパフみたいなもの)を水飴などで固め棒状にした芯を、きな粉に水飴などを混ぜた皮で巻き 付け、さらにきな粉を表面にまぶしたものです。

 サクッとして美味しいですが、きな粉がふんだんに使われていることもあり喉が渇きま す。添加物を一切用いていない自然食品であり、昔ながらのお菓子です。

草加せんべい  草加の名物「草加せんべい」は、関東規模のお土産としての地位を得ていると言ってもいい でしょう。

 ボリッという音と硬さは健在で、特に厚みがあるので食べ応えあり。醤油のみで味付け したシンプルなせんべいから、海苔や唐辛子などの凝った味付けをしたせんべいもあります。 左写真は「醤油せんべい堅焼」6枚入り315円。




 近場といいながらも文化の違いを感じた埼玉の旅。

 やはり「彩の国さいたま」と言われるくらいに花の名所が多いです。
 春、夏の時期のほうが名所が多く、四季を交えて訪れることで絶景に出会えます。

 簡単に移動できると思っていたものの、道路の混雑はそれなりにあります。
 特に秩父を中心とした渋滞が予想外でした。
 埼玉旅行は余裕を持った計画が肝要のようです。

 今度は大宮などの都心部を重点的に歩いてみたいです。