セシモ旅行記 〜目指せ47都道府県踏破〜 国内旅行の旅行記を掲載しています。 管理人多忙のため、今後の更新予定はありません。 |
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滋賀〜湖東三山の紅葉と琵琶湖 紅葉の季節ということで名所を探してみると、滋賀県にいいスポットがありました。 琵琶湖の東にある湖東三山、琵琶湖の南にある湖南三山。初めて聞く名前なだけに混雑のしな い穴場ではないかと期待し、行ってみることにしました。 11月22日(土) 日付も変わった夜0時15分に寮を出発し、おおよそ観光地の開く9時前到着が目標。 検索では所要時間5時間6分、距離413km、通行料金8,800円です。 自宅(寮) ↓ 国道16号等 八王子IC ↓ 中央自動車道 小牧JCT ↓ 名神自動車道 八日市IC(滋賀県) ●諏訪湖SA(中央自動車道) 2:45〜3:05 ↓車で163km ![]() 角切りリンゴが入っている「りんごおやき」230円。おやき自体が全般的に高い値段 設定で、もったいない気がします。アップルパイと似た味わいですが皮がモチモチしています 。少しだけ温まりますが、やはりサービスエリアは寒い…。 ●駒ケ岳SA(中央自動車道) 3:35〜4:40 ↓車で46km 運転していて眠くなったので、一旦仮眠をとりました。 たった1時間の睡眠ですが、目覚めは悪くなく再び運転開始です。 ●多賀SA(名神自動車道) 6:50〜7:20 ↓車で197km ![]() かしわの調理方法はよくわかりませんが、甘辛く煮詰めたのか旨みが凝縮して身が引き 締まっていて、魚の身のような味と食感が出ています。これはオススメ。かやくごはんとセッ トで730円、量もちょうどいい。うどんとつゆは一般的な味。 ●八日市IC(名神自動車道) 7:40 ↓車で17km 滋賀県の八日市ICで降りて、紅葉のメインとなる湖東三山へ向かいます。 ●百済寺(湖東三山) 7:50〜9:00 ↓車で8km ![]() その湖東三山のうち一番歴史が古いお寺がこの百済寺(ひゃくさいじ)です。詳 しい歴史をここで書くと長くなるのでリンク先を参照。→ 百済寺-近江路観光ガイド 紅葉として有名なのは本堂ではなく左写真の庭園本坊。 ![]() 園内の紅葉が鮮やかに色付いていて感動。滋賀だけでなく近畿エリアの中で紅葉の名高 い刹那となっています。 ![]() 湖東三山の中では一番静かで地味でサイズも一回り小さい本堂。付近には鐘つき堂やご 神木があります。 ●金剛輪寺 9:15〜10:55 ↓車で9km ![]() 参道を歩いていくと赤門があり、その先に名勝庭園があります。→ 金剛輪寺-近江路観光ガイド ![]() 色々な角度から写真を撮るのが楽しい庭園です。丁寧に刈り込まれた草や、紅葉の垂れ 下がる池が配置されています。 ![]() このお寺は本堂までの距離が特に長く、道の両端に小さなお地蔵さんが並んでいます。 ![]() 鎌倉時代に作られたとされる本堂は国宝。たまたま数年に一度の開示として「大黒天半 跏像」の開帳がなされており、平安時代に作られた重要文化財を見ることができました。 ![]() かつて金剛輪寺本堂に安置していた鐘や、地元の伝統工芸品が展示されています。企画 展として館内の一角で、布織りコーナーとして作業している姿や布を見ることができました。 ●西明寺 11:05〜11:55 ↓車で3km ![]() 左写真は上流から下流に向けて撮った写真で、パンフレットでも有名な構図。右の塀の 先には庭園と池があります。この時間帯になると人が多いです。→ 西明寺-近江路観光ガイド ![]() そして庭園から門を一つくぐると、蓬莱池という甲良町の文化財ともなっている池があ ります。左写真だとわかりにくいのですが、鶴と亀を配置した池になっています。 ![]() 大きい本堂も魅力なのですが、それよりも紅葉に囲まれる三重塔のほうがインパクトが あります。本堂の左に位置しており、付近には鐘突き堂もあります。 ●多賀大社 12:10〜12:45 ↓車で7km ![]() 大社の入口手前には「門前町の街並み」と呼ばれるお土産店の並びがあります。多賀土 産として有名な「糸切餅」や甘酒といった縁起物が販売されています。 ![]() 中は広くて明るいもので、小奇麗な印象を持ちます。広さゆえ人がそれなりにいても静 かですが、七五三の子供がはしゃいでいる光景に温かくなります。 ![]() こしあんの入った餅で、細長く作ってから三味線の糸で一口大に切るので糸切餅という 名前がついています。餅にはピンクと水色の線模様があって縁起物らしい色使いになっていま す。味はしっとりとした甘みのある大福といったところ。 ●豊公園 13:40〜14:00 ↓車で23km ![]() かつて豊臣秀吉の居城だった長浜城の跡地として整備された公園。城内には歴史博物館 として歴史資料の展示がありますが観光地ではなくむしろ地元民のオアシスとなる公園で す。 ●長浜駅 14:05〜14:10 ↓徒歩0.5km ![]() エスカレーターで上って駅を横切り階段で下るので面倒。駅には小さなお土産屋や 飲食店がありますし東口にはスーパーがあるので、駅前はそれなりに発展しているようです。 ●長浜黒壁スクエア 14:15〜 ↓徒歩0.5km ![]() まずは瓦屋根の建物が並ぶ北国街道を歩き、福井県敦賀の小牧かまぼこの揚げ天を試食 しつつ進んでいきます。 ●翼果楼(よかろう) 14:20〜14:50 ↓徒歩0.1km ![]() 左上のサバ寿司のほうが一般ウケのするオーソドックスな味で、押し寿司独特の硬いシ ャリがサバとよく合います。 ![]() 築200年以上の商家だそうで、畳の敷かれた趣のある家で食事をすると、旅の緊張が ひと時でもほぐれます。 風流な庭の縁側席で食事をしました。 ●お漬物処たなか 14:50〜14:55 ↓徒歩0.1km ![]() 店の外に置かれている「みそ漬大根」が激ウマで、つい欲しくなってしまいました。大 根1本を丸ごと漬けてあって、ピリッとした辛さと赤味噌の味がついています。 ●2号館スタジオクロカベ 14:55〜15:15 ↓徒歩0.1km ![]() 溶けたガラスをくっつけた棒を高温の炉に入れて、取り出して型作りして…。女性の職 人が何回か失敗していました。 ![]() 2号館には主に特定アーティストの製品が販売されていますが、隣にある1号館黒壁ガ ラス館では一般的なガラス系アクセサリーや実用品が売られています。黒壁スクエアの中でも 一番客が入っていて混雑している建物と言っていいでしょう。 ●大手門通り 15:15〜15:25 ↓徒歩0.1km ![]() 様々なアニメ登場人物の人形を展示販売している海洋堂フィギュアミュージアム、長浜 特有の食べ物が置かれているロマネスク館、アクセサリー系の石が沢山ある石ころ館、お灸と して有名なせんねん灸、といった店があります。 ●ながはま御坊表参道 15:25〜15:35 ↓徒歩0.2km ![]() 焼き物のお店もありますし、コーヒー屋さんもあります。今回は早足で通り過ぎていま すが、じっくり見れば黒壁スクエアで半日〜1日は過ごせる魅力のスポットだと思います。 ●北国街道 15:35〜15:40 ↓徒歩0.4km ![]() 途中にはガラス製作の体験ができる黒壁美術館もあります。オリジナルアクセサリー作 成をしてみたくなりましたが、時間が無いので諦めました。 ●豊公園 16:10 ↓徒歩0.6km 再び長浜駅を通り、豊公園付近の駐車場に戻りました。 ここから南へ少し走り、彦根へと向かいます。 ●彦根城付近駐車場 17:00 ↓車で13km 彦根城の外堀よりも外側にある駐車場から歩くことにしました。 外堀で釣りをしている人が数人いました。 ●彦根城 17:15〜17:50 ↓徒歩1km ![]() 本丸はすでに営業時間終了で中に入れず。別建物にある彦根城周辺ジオラマは見ること ができました。この時間帯での一番の見所は、途中の鐘つき堂や橋から見える夜景でしょう か。 ●夢京橋キャッスルロード 17:55〜18:00 ↓徒歩0.2km ![]() この時間帯だと開いている店が半分くらい。店舗数は30件ほどでしょうか、長浜に比 べると店の数やバリエーションが乏しいように思えますが、お昼であれば楽しめそうです。 ●四番町スクエア 18:00〜18:20 ↓徒歩0km ![]() 飲食店が数軒ある「食」をテーマとした場所のようで、エリアの中心にある「ひこね食 賓館四番町ダイニング」では食品系のお土産が多数揃っています。 ![]() 彦根城のマスコットキャラとして一躍有名になった「ひこにゃん」グッズが沢山あり、 文房具やTシャツ、さらにはルービックキューブなども置いてあり、店内にはひこにゃんテー マソングが流れています。他のゆるキャラグッズもあります。 ●ラーメン本気 18:35〜19:05 ↓徒歩0.2km ![]() ちゃんぽんとは名ばかりの野菜しかない具にガッカリしますが、野菜ラーメンとしては 美味しいものです。カツオ節と昆布でダシをとった醤油スープの表面を油で覆い、やさしい味 わいを出しています。柔らかい細ストレート麺です。 ●彦根城付近駐車場 19:25〜20:00 ↓徒歩1.4km 彦根城の外堀に沿って、駐車場まで歩きました。 さすがに眠くなり、仮眠をとってから軽く運転することにしました。 ●@time長浜店 20:25〜翌7:10 ↓車で21km 国道8号沿いにあるマンガ喫茶「@time」で宿泊。 長浜店以外にも彦根店、草津店のある滋賀県内チェーン店のようです。 11月23日(日) 2日目午前は琵琶湖北側を半周し、南西にある大津を目的地にしました。 久しぶりに大阪のM氏と会えることになり、滋賀の紅葉狩りを一緒に楽しむことに。 お昼に大津駅で待ち合わせの約束です。 ●新道野越(福井県境) 7:50 ↓車で32km 道を間違えて国道8号をそのまま進み、福井県との県境まで来てしまいました。 福井県に入った瞬間、道路の端に雪の積もる風景が広がっていました。 もしかして滋賀県のほうが、除雪作業が行き届いているのか…。 ●奥琵琶湖パークウェイ駐車場 8:35〜8:45 ↓車で35km ![]() 工事の関係で一方通行規制がかかっていたのを知らず、塩津あたりで入場できなくて右 往左往してようやく大浦から入場。一方通行なので両車線を目一杯使用。紅葉の時期は特に楽 しいです。 ![]() このパークウェイは朝8時〜夜8時までオープンで、夜間閉鎖になっています。大浦側 からは8割が上り坂で、標高310mの月出峠から下りになり塩津の民家付近に出ます。 ●すいた扇子(安曇川駅近く) 9:40〜9:50 ↓車で42km ![]() 近江扇子と呼ばれて有名ですが、京都の京扇子もここで作られているのだとか。このお 店自体は小さい一軒屋ですが、シェアは広いようです。一番安い1,260円の箱の中から、 シンプルなデザインの扇子を選んで購入。 ●びれっじ2号館(高島) 10:00〜10:15 ↓車で4km ![]() この高島の他に、西側の山合いにある朽木(くつき)、北の山々をスキー場にしたマキ ノを含めて高島市になっています。いずれも観光地と呼ぶには地味で見所が無い気がします。 ![]() 黒糖ロールパン110円、シナモントースト63円。安いです。いずれも甘くて好みの 味です。店の裏にある庭に座って食べました。 ●浮御堂 11:00〜11:20 ↓車で28km ![]() 堂からは琵琶湖の上をのんびり移動する船や琵琶湖大橋の全景を見ることができて、湖 上独特の優しい風とのんびりした空気を肌で感じることができます。 近江八景「堅田の落雁」として名高いお寺です。 ![]() 境内の観音堂には重要文化財である聖観音座像が安置されています。それと、観音堂、 浮御堂ともに小さな金色観音像が沢山羅列されていて、景色に負けず劣らずの魅力を持ってい ます。→ 滋賀の風景/浮御堂 ●大津駅 12:05 ↓車で14km 大阪のM氏との待ち合わせ場所として選んだ大津駅に予定通り到着し、いざ出発。 滋賀県で一番発展しているはずの大津がさびれているのに驚きを隠せず。 どうやら大津駅よりも琵琶湖沿いの浜大津駅のほうがビルや店が多いようです。 大津ICから名神高速に乗り、栗東ICで降りました。 ●善水寺 13:00〜13:40 ↓車で35km ![]() 境内には赤い絨毯のベンチが幾つか置いてあり、名水を使用したお茶を楽しめる場所に なっています。本堂には風神、雷神など沢山の像が並んでいますが、盗まれてしまって無い像 も幾つかあります。 ![]() 左写真はお寺の奥から見た本堂。アンバランスなのに倒れない灯篭(?)の石像が置か れていて、これまた謎を残す庭です。→ 善水寺 ![]() 本堂でペットボトルを無料配布しており、名水を持ち帰ることができます。ハンマーで 蓋を強く打ち付けることで、水を新鮮なまま密封するという変わった方式です。 ●長寿寺 14:10〜14:45 ↓車で14km ![]() そして入口から伸びるのは綺麗な紅葉のトンネル、これは本当に素晴らしいです。モミ ジだけでなくイチョウの木もあり、黄緑と黄色の鮮やかさに木漏れ日の明るさが相まって幻想 的でもあります。 ![]() 湖南三山もすべて天台宗のお寺で造りが似ていますが、定番の三重塔は織田信長によっ て安土城山中のハ見寺に移築されたので、ここには存在しません。→ 長寿寺 ![]() 写真左の場所にも火を焚いた跡のような石がありました。どう見てもバーベキューをす るための石のように見えますが、謎は深まるばかりです。 ●常楽寺 14:50〜15:25 ↓車で2km ![]() お寺の住職さんの話によると、市町村合併により市名を募集して「湖南」という名前が つき、その観光名所として臨時的に催されたのが湖南三山なのだそうです。このお寺は普段は 入れず、紅葉が深まる2週間ほどに限定して観光客を入場させています。今回ちょうど時期が 合ってラッキーでした。 ![]() 本堂や三重塔の裏手を大きく回る山道があり、5分ほどで一周できる散歩道になってい ます。1番から33番の近江西国観音石仏が置かれていて、順々に探してみるのも楽しいです 。 ![]() どちらかというと日の当たらない暗くて寒いお寺という印象を持ちましたが、お寺の周 囲は民家が多くて日の当たる明るい場所です。柿の木が実を結んでいる光景など、のどかな田 園風景に癒されます。 ●来来亭・野洲本店 15:55〜16:20 ↓車で14km ![]() この時間帯にして客は10人以上入っています。早速メニューを見てみると、ラーメン もサイドメニューも種類豊富で迷います。→ 来来亭公式サイト ![]() どのラーメンも京都風醤油味の鶏がらスープに背脂をふんだんに浮かせており、九条ネ ギを乗せているのも関西圏らしいところ。仕上げに一味を振りかけてピリッと締まった味にし ているところも特徴の一つです。 ●大津SA下り 17:05〜17:25 ↓車で23km ![]() ここのお土産屋さんには滋賀だけでなく京都など関西圏のお土産も置いてあるので、見 ていて飽きません。近江牛、鮒ずし、八つ橋、抹茶、ボロニヤの食パン、ひこにゃん、他にも 数え切れないほどの名産品が並んでいます。 ●日吉大社 18:30〜18:50 ↓車で16km ![]() 少し坂道になっている参道は幅広く、それでも紅葉に覆われたトンネルになっています 。左右に灯篭が並び、京都のお寺のような雰囲気を醸し出しているのがいいですね。 ![]() 西本宮と東本宮を中心に40万平方メートルの境内を持つという大きな神社。天台宗が 広まる過程で日吉大社も他県へと広がり、今では日本全国に約2000社もある大規模の神社 になったのだそうです。 ![]() 日吉大社から階段の参道を下り、旧竹林院へと向かいます。屋台は殆ど出ていないのが 不思議ですが、紅葉と灯篭が続く道があれば充分です。 ●旧竹林院 18:55〜19:10 ↓徒歩0.2km ![]() 小さな池、橋、石、草木を配置した庭を覆うように、高く伸びる木々の葉が広がります 。左側から右側へ、赤から緑のグラデーションが実に見事。芸術の庭に感動です。 ●大津SA下り 20:25〜21:30 ↓車で28km ![]() 近江牛の陶板焼き定食2,580円。滋賀の信楽焼きの陶板とコンロで焼くスタイルで 野菜の上に霜降りの近江牛が5枚。厚みがあるのに柔らかくて肉汁が出て、脂身があるのに脂 っこくない美味しい肉でした。 食後は再び売店に立ち寄り、ボロニヤの食パンなどを購入。 そのまま名神高速を走り続け、中国豊中ICで降りました。 高速料金は1,850円、何気に3県をまたいだことになります。 一旦、M氏宅に寄ってから、今夜の締めの温泉を楽しむことにしました。 ●彩都天然温泉すみれの湯 23:10〜翌2:00 ↓車で70km ![]() 源泉を掛け流しの露天風呂には大型液晶テレビがついており番組を見ながら温泉に肩 まで浸かるという至福のひとときを楽しめます。 ![]() 最後はM氏を自宅まで送り、再び下道で滋賀へと戻ることにしました。 ●やよい軒(京都) 翌3:55〜翌4:45 ↓車で54km ![]() このお店はプレナス経営だと後で知ってガッカリ。いい店なのだから正々堂々と勝負し て欲しいものです。 ●ファミリーマート浜大津 翌5:25〜翌7:00 ↓車で22km 湖岸沿い(と言っても湖は見えない)の県道18号にあるファミマで仮眠。 睡眠時間が少ないと帰りが大変ですが、案外何とかなるものです。 11月24日(月) 3日目は再び琵琶湖の南側を探索し、東へと進んでから高速で帰路につきます。 3連休最終日の渋滞が気になるので、早め早めの行動です。 ●大津湖岸なぎさ公園 7:05〜7:10 ↓車で1km ![]() コンクリートや石で整備された湖岸にはポツポツと人が歩いています。左写真の大きい ビルは大津プリンスホテルです。 ![]() 途中から山々に囲まれた川沿いの道路になり、見事な紅葉が広がっていました。 ●陶芸丸克センター 8:10〜8:20 ↓車で34km ![]() なんというか、集合写真のように狸が全員同じ方向を向いていて面白い光景です。信楽 にある殆どの店でこのような光景を見ることができます。 ●信楽駅 8:25〜8:30 ↓車で1km ![]() 信楽焼は日本六古窯のひとつとして約1250年の歴史があるもので、耐火性があるゆ え食器や火鉢などの実用的なものとして重宝され、明治昭和にかけて狸の焼き物が縁起物とし て有名になったのだそうです。 ●甲賀市信楽伝統産業会館 8:35〜8:50 ↓徒歩0.4km ![]() 中では陶芸家の作品が飾られていて、時期により陶芸家の個人展が開かれることもあり ます。この時間だと従業員しかおらず、静かな館内でじっくり陶芸鑑賞をしました。 ●信楽焼の店・ヤマタテ 8:55〜9:05 ↓徒歩0.4km ![]() マグカップ、ビアグラス、とっくり、といった実用的なものが色々と売られています。 土の色に緑がかった焼き物が多いですね。 ●甲賀流忍術屋敷 9:35〜11:00 ↓車で18km ![]() 甲賀市に残る忍者屋敷に立ち寄ってみました。外観は至って普通の古民家ですが、中は カラクリで一杯です。甲賀市には観光地が少ないですが、滋賀県草津−三重県亀山間に新名神 高速道路が開通したことにより多少の観光客増加が見込めているようです。 ![]() 10畳×4部屋ほどの広さはあるでしょうか、団体の客がやってきてもスペースに余裕 があります。館員の説明を聞く人、あぐらをかいてお茶を飲んでいる人、忍者衣装に着替える 人、それぞれが好き勝手自由に過ごしています。 ![]() 館員が早口で喋っていましたが、忍者は人殺しをしないのだそうです。忍者の存在を知 られないよう「逃げる」のが基本でそれゆえ忍術でも逃げるための術が多いのだそうです。 ![]() また、左写真のように壁掛けハシゴで2階に上がることができます。左写真は壁際から 上っている様子ですが、もう一箇所として家の中央から上がることもできます。 ![]() 忍者グッズも売られていますが、子供向けとして忍たま乱太郎グッズが殆どで忍者ハッ トリくんは殆ど無くて世代の違いを感じてしまいます。 ![]() 壁がハシゴのような造りになっていて3階に上がることができるのですが、実際に足を かけてみると異常に上りにくくて苦労します。忍者ならサッと上に行けるのでしょうか。 ●新町通り(近江八幡) 12:10〜12:45 ↓車で35km ![]() 新町通りには、商人の家だった「旧西川家住宅」「旧伴家住宅」が観光用として公開さ れています。他にも歴史民俗資料館と郷土資料館、和食を中心とした食事処などが並んでいま す。 ![]() 古くは蚊帳や畳表などを扱っていたお店で、商人の西川利右衛門がここで商売を行って いたのだとか。「旧西川家住宅」はその商人が住んでいた家というわけです。 ●八幡堀 12:45〜13:05 ↓徒歩0.1km ![]() 5〜6人乗りの小さい荷船は、約35分間の堀めぐりのできる観光用として活躍してい ます。古い建物を両側に持つ運河を進んでいく船、なかなか風流なものです。 ![]() 運河沿いにある建物の一部はお店になっています。 ●日牟禮八幡宮 13:10〜13:15 ↓徒歩0.4km ![]() さらにここからロープウェーで八幡山まで登ることができますが、今回はやめておきま した。 ●クラブハリエ 13:20〜13:50 ↓徒歩0.1km ![]() 1週間の日持ちがする持ち帰り用バームクーヘンが1,050円。しかし、ここまで来 たからには焼きたてバームクーヘン630円を食します。賞味期限が当日中にも関わらず複数 個購入する客が続出です。 ![]() 私が並んだときはすでに焼き上がりを包んでいたため、運良く10分程度で購入できま した。市松模様の箱に入れたものをすぐ手渡ししてくれるので、本当の出来立てです。 ![]() 実際に食べてみましたが、バームクーヘンとは思えないほどふわふわした食感です。バ ターよりも卵の風味豊かで、柔らかくて甘くてメチャクチャ美味しいです。 ●新町通り 14:00 ↓徒歩0.4km 駐車場に戻り、お昼ご飯を食べるために東へと走り彦根駅を目指します。 ●ちゃんぽん亭総本家彦根駅前店 15:15〜15:40 ↓車で27km ![]() これもまた海鮮とは程遠い野菜ラーメンですが、とろみと甘みを持つ野菜あんかけの味 は好きです。中太ストレート麺と醤油スープが下方に隠れていますが、あんかけが蓋の効果を していてアツアツでやけど気味。優しい味のスープです。 ●2号館スタジオクロカベ 16:10〜16:40 ↓車で16km ![]() 「バーナーワーク」という技法で作られたアクセサリーだそうです。ガラス作家「村上 奈美」が製作したものだそうで、ガラス部の裏面に「N」を型どったサインが入っています。 パッと見ただけだとキズがついているようにしか見えない…。 ●多治見IC(岐阜県) 19:25 ↓車で96km 関ヶ原ICから名神高速道路に乗ろうとしたところ「渋滞」の文字があったので、 国道21号を東へずっと走り、多治見ICから中央高速道路に乗りました。 ●駒ケ岳SA 20:55〜21:05 ↓車で105km ![]() 名前は忘れましたが、長野県の牧場の牛乳で作られたコーヒーラテ。コーヒー豆の良さ を引き出した、苦味のある味が独特です。これで眠気も吹き飛び、長距離運転を続けることが できました。 ●初狩PA 22:50〜22:55 ↓車で149km ●寮到着 23:45 ↓車で60km 高速料金は多治見IC−八王子IC間で6,800円。 距離で65kmも短縮したのに1,200円しか安くならないとは。 何はともあれ渋滞など皆無で、無事に帰れました。 滋賀のおみやげ ![]() 紅隼人いも、種子島紫いも、高貴いも、の3種類。どれも甘い芋の良さが出ています。 電子レンジで温めると、あんまんの餡のようにトロ〜ッとします。生菓子なので殆ど日持ちが しません。1個130円。 滋賀県がここまで魅力的とは思いませんでした。もともと琵琶湖のイメージしかありま せんでしたが、3日間巡っても足りないくらいです。 特に観光ショッピングとして見所が点在するのが素晴らしい。長浜はもう少し時間をか けてゆっくり見たかったです。 今度は大津から出航の琵琶湖クルーズや湖岸カフェなどを楽しみたいです。 |